小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

火喰鳥

2022-01-14 20:40:27 | 読書

 

 

今村翔吾著

「火喰鳥」

羽州ぼろ鳶組シリーズ1

 

武家火消の松永源吾

別名「火喰鳥」

 

飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼

ある火事を機に浪人暮らしとなります

 

そんな彼を出羽新庄藩から、藩の火消組織を立て直して欲しいという話が舞い込みます

妻の深雪の有無を言わせぬ押しによって、源吾はその仕事を引き受けます

 

まずは人材探しから

 

適材適所

源吾の下に、個性あふれる人材が集められていきます

映画の「アルマゲドン」の最初の所に似た感じ

 

人の命を守るため、己の命を懸ける男たちは何ともカッコいい

シリーズ1ではまだ「ぼろ鳶」の知名度は低い

これからシリーズが進むにつれ、江戸一の火消し集団になっていくことでしょう

 

源吾の暗い過去

その影を消すように

深雪が話に加わってくると俄然面白くなります

 

源吾の仲間に深雪

 

登場人物がみんな個性的で魅力的です

 

 

もう、文句なしで面白いです

 

このシリーズ12まで出ています

当分楽しめそうです

 

お勧め度は5(5段階)


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 手のひらの音符 | トップ | 月下のサクラ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読まなければ (U1)
2022-01-15 19:52:09
こんばんは。
「江戸一の火消し集団になっていく」となると
読まなくてはならない作品です。
書名と作者をメモしておきます。
返信する
是非是非 (tami)
2022-01-17 11:11:56
U1さん

そちらは雪が深いですか?
寒いのでしょうね~。

さてこの小説、主人公源吾は、武家火消!
遠くで半鐘が鳴っても聞き取れるという特技の持ち主。
読みながらU1さんに読んで欲しいなあと思いました。(笑)
返信する
tamiさんへ (U1)
2022-01-19 20:37:12
こんばんは。今村翔吾さんの直木賞受賞が決まりましたね。
長野県の北部は多雪で、スキー場がありますが、松本辺りはあまり雪は降りません。今シーズンはまだ雪かきをしていません。ただ寒いです。このところ朝氷点下10℃以下になります。
返信する
直木賞 (tami)
2022-01-21 21:17:31
U1さん

こんばんは。
直木賞受賞したとわかった時、号泣したって。(笑)
それを聞いた時、あ~やっぱりそういう方だから、あんな豪快で優しい文章が書けるんだなあと妙に納得しました。

氷点下10℃以下!!!!
でも、寒い所はそれ相応の寒さ対策をされてるんですよね。
大分の方がその対策が中途半端だから、そちらより寒いかもしれません。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事