酔っぱらいWojisanのたわごと(隠遁日記)

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『アメリカン・スナイパー』&『僕が「PCR」原理主義に反対する理由』

2021年01月02日 | 隠遁日記
今日も朝から日本酒。

レンタルビデオ『アメリカン・スナイパー』。
秀作。最後が衝撃的。

『僕が「PCR」原理主義に反対する理由 幻想と欲望のコロナウイルス』岩田健太郎(インターナショナル新書)読了。
Kindle版も含めて岩田本はこれで5冊目。
本書は第1章が自叙伝なので『丁寧に考える』本よりとっつきやすさがある。で、やはり出ました「ベイズの定理」。ややこしな~。でも繰り返し出てくると分かる感じもする。ボクの若い頃の勉強スタイルと同じか。
でも『丁寧に考える』本の帯には「もう、「分かったつもり」はやめよう!」と書かれている。はい、「ベイズの定理」は分かりません。

p87p88
「PCRは、ウイルスの遺伝子を見つける検査です。結果は陽性/陰性の二種類で示します。「不明」とか「微妙」といった結果はありません。
「この人の体内にウイルスがいる」と判定できるボーダーラインの数値を閾値と言います。閾値を超えれば陽性で、超えなければ陰性です。
しかし、閾値というのは人間が恣意的に作った基準にすぎません。(略)
PCRの閾値もこれと同じです。同じ新型コロナ陽性者でも様相はいろいろあって、「明らかな陽性者」もいれば、「ギリギリの陽性者」もいるわけです。
陰性についても同じことが言えます。陰性という結果は「ウイルスがいない」という証明ではありません。「閾値を下回っている」ということです。本当にウイルスがいないのか、PCRでは感知できないレベルのごく少数のウイルスがいるのか。陰性という結果はその違いを指し示してはいないのです。」

p126
「新型コロナに感染すると、抗体が出来るのかどうか。これは本稿執筆時点では不明です。抗体が出来たら、免疫が出来るのかどうか。これも今のところ分かっていません。おそらく、抗体が出来ても長期間に及ぶ免疫が出来ず、再感染する人もいると思います。」

p144
「感染者が少ないコミュニティでは、マスクをしても感染リスクはほとんど減りません。場合によってはまったく減らない。もともと低いリスクをさらに減らすのは難しいからです。感染者が多いコミュニティでは、マスクでリスクを軽減できます。しかし、感染者が爆発的に増えているコミュニティでは、マスクでの防御にはほとんど期待できません。

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