『THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本』292号に、『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督へのインタビュー記事掲載。
実話を基に、ベテラン教師の情熱が、学校から見放された問題児たちの集まるクラスを変えていく様子を描く。本気でぶつかり合う教師と生徒の関係がまぶしく映る一編。教育や人との出会いについて考えさせられる。
表紙は『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のスティーブン・スピルバーグ監督。街で販売員の方を見掛けましたら、ぜひお買い求めください。
ビッグイシュー日本のホームページは↓
http://www.bigissue.jp/latest/index.html
実在のパレスチナ・ガザ地区出身の歌手、ムハンマド・アッサーフの半生を映画化した『歌声にのった少年』のハニ・アブ・アサド監督にインタビュー取材。
『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたアサド監督は日本映画が大好きだった。
「一番好きな日本映画は溝口健二監督の『雨月物語』です。小津、黒澤、溝口から始まって、北野武、是枝裕和、園子温、三池崇史、滝田洋二郎…。こうした映画を通して、僕は日本を知ることができました」
「たとえ同じ国を100回訪れたとしても、自分がストレンジャーだという気持ちは拭えないかもしれませんが、その国の映画を見ることで、気持ちの上でつながることができれば、その国を訪れた時の感覚は全く違うと思います。ですから僕は、今こうして日本にいても強い親近感を持っています」
詳細は後ほど。
『THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本』290号に、音楽にまつわるドキュメンタリー映画『ソング・オブ・ラホール』と『はじまりはヒップホップ』のレビュー掲載中。
片や『ソング・オブ・ラホール』は、パキスタンの都市ラホールで伝統音楽を奏でる音楽家たちが結成した「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」が、世界中で評判となるまでの紆余曲折を描いている。キャッチコピーは「スイングしなけりゃあとがない!」
こなた『はじまりはヒップホップ』は、ニュージーランドの小さな島ワイヘキで結成された平均年齢83歳のダンスグループが、ラスベガスで開かれる世界大会に出場するまでを描いている。
どちらも人と音楽との関わりを映したユニークな内容になっている。
街で販売員の方を見掛けましたら、ぜひお買い求めください。表紙は『ニュースの真相』のロバート・レッドフォードです。
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この映画は、実話を基に、学校から見放された問題児たちの集まるクラスが、ベテランの歴史教師アンナの情熱によって次第に変化していく様子を描いている。
アンヌは、生徒たちに「アウシュビッツ」をテーマにして、全国歴史コンクールに参加するよう薦めるが、生徒たちは難解なテーマに反発する。アンヌは、強制収容所の生存者を授業に招き、自らの体験を語ってもらうことで生徒たちの心に大きな変化を与える。
「この映画を通して、教育の重要性、素晴らしい教師との出会いの重要性を伝えたかった」という監督に、山田洋次監督の『学校』(93)を見ることをお薦めした。個人的にはこの映画を見ながら高校時代の世界史のI先生のことを思い出した。
詳細は後ほど。
『THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本』287号に『ふたりの桃源郷』佐々木聰監督へのインタビュー記事掲載。
本作は、電気も水道も通わない中国地方の山中で暮らす田中寅夫さんとフサコさん夫婦と、彼らを支える家族の姿を、25年にわたって追い続けたKRY山口放送の人気テレビドキュメンタリーシリーズを一本の映画としてまとめたもの。二人の姿を通して、生きがい、家族、老い、死などについて問い掛ける。
街で販売員の方を見掛けましたら、ぜひお買い求めください。
表紙はジュリア・ロバーツです。
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「THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本版286号』に、『LISTEN リッスン』の牧原依里 & 雫境監督インタビュー掲載。
全員がろう者の共同監督と出演者で製作された“無音の音楽映画”。ろう者の音楽を視覚的に表現している。
街で販売員の方を見掛けましたら、ぜひお買い求めください。表紙はエルトン・ジョンです。
ビッグイシュー日本のホームページは↓
http://www.bigissue.jp/latest/index.html
本作は、電気も水道も通わない中国地方の山中で暮らす田中寅夫さんとフサコさん夫婦と、彼らを支える家族の姿を、25年にわたって追い続けたKRY山口放送の人気テレビドキュメンタリーシリーズを一本の映画としてまとめたもの。二人の姿を通して、生きがい、家族、老い、死などについて問い掛ける。映画版では吉岡秀隆がナレーションを担当。
本作を見ながら、土や土地へのこだわりや執着という意味では『風と共に去りぬ』(39)を、山でしか生きられない者の矜持と哀しみという意味では『デルス・ウザーラ』(75)を思い出した。
詳細は後ほど。
『ふたりの桃源郷』のホームページは↓
http://kry.co.jp/movie/tougenkyou/media.html
「聾者(ろう者)の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』。手話通訳を交えて共同監督の牧原依里さんと舞踏家の雫境(DAKEI)さんにインタビュー取材。
取材前に本編を耳栓をしながら見る。無音の58分間は、サイレント映画とも違う新たな映像表現として新鮮に映った。
詳細は後ほど。
『LISTEN リッスン』の公式ホームページはこちら↓
http://www.uplink.co.jp/listen/
『THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本 279号』に、ジョニー・デップ主演の『ブラック・スキャンダル』のレビュー記事掲載中。
舞台は1970~80年代のボストン。実話を基に、アイルランド移民街で育ったギャングのバルジャー(デップ)、その弟で上院議員になったビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)、彼らの幼なじみのFBI捜査官コノリー(ジョエル・エドガートン)による、三つ巴の相関関係が描かれる。根底にはアイルランドとイタリアの移民同士の対立構造がある。またも特殊メークを施して役に成り切ったデップの姿が見もの。
街で販売員の方を見掛けましたら、ぜひお買い上げください。
↓ビッグイシュー日本のホームページは 今回の表紙はもちろんジョニー・デップ。
http://www.bigissue.jp/
新年、明けましておめでとうございます。
『THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本 278号』に、『神様なんかくそくらえ』のジョシュア・サフディ監督インタビュー掲載中。
この映画は、ニューヨークの路上で暮らすヘロイン中毒の若者たちの姿を生々しく描き、2014年の東京国際映画祭でグランプリと監督賞を受賞した。それ故、ハードな描写が多いが、サフディ監督は「この映画は究極的には純愛物語なので、ロマンスを感じてほしい」と語っていた。
街で販売員の方を見掛けましたら、ぜひお買い上げください。
↓ビッグイシュー日本のホームページは 今回の表紙は「笑うゴリラ」です。
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