『テキサス』(66)(1974.12.8.『日曜洋画劇場』)
開拓時代のアメリカ。ルイジアナ娘のフィービー(ローズマリー・フォーサイス)と結婚するためやって来たスペイン貴族のドン(アラン・ドロン)は、結婚式の当日、殺人の罪で追われるはめに。テキサスに逃れる途中、ドンは武器商人のサム(ディーン・マーティン)に護衛として雇われるが、ひょんなことからコマンチ族との争いに巻き込まれてしまう…。ラストの石油にまみれた“泥試合”が印象的。
ドロンが西部劇に初挑戦し、マーティンと軽妙な掛け合いを見せるが、アメリカ進出は不成功に終わる。『レッド・サン』(71)ではガンマンを演じたが、あれはアメリカ映画ではない。監督のマイケル・ゴードンは赤狩りに巻き込まれたが、復帰後はコメディ映画を中心に活躍した。
『違いのわかる映画館』vol.02 新宿K's CINEMA アラン・ドロン生誕75周年映画祭
https://www.enjoytokyo.jp/feature/season/cinema/vol02.html
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