『レ・ミゼラブル』(12)(2012.12.10.スペースFS汐留)
19世紀フランス。パンを盗んだ罪で19年間服役したジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、仮釈放されるが生活に窮し再び盗みを働く。司教の真心に触れて改心し、名前を変え事業で成功を収め、やがて市長にまで上り詰めるが、ジャベール警部(ラッセル・クロウ)の執拗な追跡が続く。ビクトル・ユゴー原作のミュージカルを映画化。監督はトム・フーパー。
テレビシリーズや映画の『逃亡者』の大元は、ユゴーの『ああ無情』だったのか。ただ、この映画に関しては、ほぼ全編を歌で通したのは失敗だったのではと感じた。いいミュージカルは必ず何曲かは耳に残る曲があるのだが、ずっと歌っているからメリハリがなく、ただ右から左へ流れていく感じがして、見ていて疲れた。また、大げさなコメディを見ているように感じるところもあった。
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