4年前のブラジル大会のときに、こんなコラムを書いたことを思い出した。
「映画で楽しむ“サッカーワールドカップ”」↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/863558
原稿作成のため、1955年、パラマウント製作のこの映画を見る。
1803年、アメリカ政府は仏領ルイジアナを1500万ドルで購入する。時の米大統領トーマス・ジェファーソンは、ルイス(フレッド・マクマレー)&クラーク(チャールトン・ヘストン)に探検隊を組織させ、新たな領土の調査に向かわせる。
西部開拓の原初と呼ぶべき探検の様子を、クラークと、ガイドとなったインディアン女性サカジャエア(ドナ・リード)とのラブロマンスを絡めながら描く。と、聞いて、とても面白そうな映画を想像したのだが、実際に見てみると、探検物としても、ラブストーリーとしても、甚だ中途半端な出来だった。
監督は、撮影監督としては超一流だが、監督としては今一つのルドルフ・マテ。
うーん、これはちょっと困ったぞ。
パンフレット(55・外国映画社(フォーレン・ピクチャー・ニュース))の主な内容
解説/監督ルドルフ・マテ/ストーリー/フロンティア精神を描く時代劇(原安佑)/この映画の製作チーム ウィリアム・H・パイン、ウィリアム・C・トーマス/フレッド・マクマレイ、チャールトン・ヘストン、ドナ・リード、バーバラ・ヘイル
今回は“代打監督”。ジョージ・ルーカスとの縁を感じて「これは僕がやるべき映画だったんだろうなと感じた」という。もはやベテラン監督の域に達しながら、驚くほど謙虚。激しい映画を作るとはおよそ思えないような、誠実ないい人という印象を受けた。
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1153362
共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)6月18日号に、コラム「1980年代が再びブームに スピルバーグの映画から」を掲載。
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WEB版はこちら↓
https://www.kyodo.co.jp/national-culture/2018-06-26_1820351/