京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

岡山旅行3 倉敷

2011-05-31 11:55:00 |  国内旅行

明日から6月。。予定では、今日、母が退院するはずでした。

でも、昨日の先生のお話では、傷も綺麗に治っているし、元気にもなっているけれど
リハビリに後2週間程かかるとか。。

確かに今も歩行器の力を借りて歩いている母、
ちゃんと歩けるようになるのに1週間、階段の上り下りができるようになり
自分の事が自分でできるようになるのに、もう1週間かかるそうです。

そろそろ退院という心積もりだった母は、やっぱりショックだった様子。

でも、退院を急いで家でこけたり、ひっくり返って、また戻ってこられる方が
多いのです。。と言われて、きちんと自分で歩けるようになるまで
頑張ろうと心を決めたようです。

私も、母が入院してから今まで、仕事関係の用事も習い事も、
全部キャンセルして毎日病院に通っていましたが、

これからは自分の時間も持ちつつ、母のリハビリを応援していこうと思っています。

さて、旅行記の続きは倉敷からです。
母がちゃんと回復したら、また、一緒にこんな旅がしたいな~と思いつつ。。

                                                                                  5/31

 


 

旅の始まりはこちら    岡山旅行1 蒜山高原

4月30日

倉敷

湯原温泉を出て、山陽自動車道を通り、倉敷へやってきました。

今回の旅行で、倉敷に行きたいと言ったのは私なんです。
35年近く前、女友達5人で訪れた事のある倉敷。

川があって風情があって、とても落ちついた素敵な町でした。

主人や母にもぜひ見せてあげたいなと思ったのと、
あの頃とどんな風に変わっているんだろう。。という懐かしさと。。

そんな思いで、今回倉敷を訪ねてみました。

 倉敷美観地区

白壁の屋敷が続き、江戸の町の風情を残す、倉敷美観地区。

なんか、映画のセットの中に入り込んだみたいな感じです。
35年程前は、こんなにずらっとお店が並んでいなかった。。と思います。 

ここから本文です

倉敷川の風情は、昔のままかな~なんだか懐かしいです。

20代前半の女の子が5人。何を見ても、何を話しても、
きゃ~きゃ~と、ただ楽しくて、ただ面白くて。。

そんなあの頃がふと一瞬、思い出されます。

 

主人も母も、へぇ~ええ所やね~って感激してくれています。 よかった~。

 

露店のアクセサリー屋さん

さぁ、とりあえず観光を。.という前に。。

ふと眼を止めたアクセサリーの露店のお店。
安くしておくよ~というおじさんの声に立ち止まってしまいました。


 

私が銀の指輪を可愛い~と見ていたら、
母が隣で座り込んで、じゃらじゃらのネックレスを色々と探していました。

おじさんにまけて貰って、私は銀の指輪を、母はネックレスを2つも
買ってしまいました。

観光の前に、もう買い物??って顔で、主人は見ていましたが。。
ごめんね~でも、こういうのが楽しいんですよね~。

大原美術館

そして、いよいよ観光の始まり。

まずは大原美術館です。

大原美術館は、倉敷の事業家大原孫三郎がヨーロッパで収集した作品の並ぶ、
日本最初の私立美術館です。

実は以前来た時にも、皆で入ろうか、どうしようかと迷ったのですが、
確か、高いしな。。とか言って入らなかったのです。 

だから、今回は、入ってみたかったんですよね。
ロダンのカレーの市民ジャンデールがお出迎え。。

 モネの睡蓮、ルノワールの泉による女、エルグレコの受胎告知、


                            出張中

セザンヌの水浴、セガンティーニのアルプスの真昼など、
有名な絵画がずらり。。

ゴーギャンのかぐわしき大地はワシントンナショナルギャラリーに
出張中で、残念でしたが。。

ツタの絡まるカフェ、エルグレコも素敵でした~。

。。。って、表からの写真を撮っただけですが。。


倉敷川の川船流し

倉敷で一つ楽しみにしていたのは、川船流しに乗る事。

母にも、船に乗るからね~って言っていたのですが。。

 なんと、本日の川船チケットは、SOLD OUT。。。残念無念ですぅ。

無情にも本日チケット完売の看板が。。

倉敷に着いて、すぐにチケットを買いに行っていたら乗れていたかも。。
早く気付くべきでした。。でも、もうどうしようもないし。。 

気を取り直して、街並み、いや、お店の散策かな。

お店の散策

この界隈には、江戸時代から明治時代を主に、
一部昭和初期にかけての町並みが残っ ています。 

どのお店も雰囲気があって、可愛いお土産屋さんもいっぱいで、
1軒1軒見ていたら、ほんと切りがありません。。

 でもでも、やっぱり色々見たい。。そんな素敵なお店だらけ。

 

母と主人が備前焼のお店を見ている間に、私は内緒で赤いグラスを
一つ購入。何に使うかは、後でのお楽しみですよ。

お昼御飯

お昼御飯は、ちょっと散策に時間をかけ過ぎてしまい、
本を見てお昼に行こうと思っていたお店が、もう閉まっていました。。
これまた残念。

それで、居酒屋風のお店に。 

焼きそばセットや幕の内を。。。


前神橋と倉敷館

ちょっと残念な事が続いた倉敷ですが、 風にそよぐ柳並木や、白壁の美しい倉敷館
倉敷川にかかる前神橋などの風景を見ていると、

そんな気持ちも消えていってしまいます。 

昔昔、女の子5人で来た時、それぞれみんな、いつか彼氏や旦那さんと来たいな。。
なんて、ひそかに思っていた事を思いだしていました。

そんなロマンチックな再来ではないけれど、でも、主人と母とこうして来れて
やっぱり嬉しいです。

 倉敷アイビースクエア

倉敷で、私がぜひぜひ行ってみたい所がありました。
それは、昔昔私達が泊まったアイビースクエアー。

当時、まだ出来たばかりのお洒落なお洒落なホテルで、
みんなで、なんとか憧れのこのホテルに泊まりたいと頑張って予約したものでした。

 

そのアイビースクエアーの中へ、おそるおそる、足を踏み入れてみたら。。

お~ この赤煉瓦に蔦のからまる風景は、確かに見覚えが。。
でも、その頃は、こんなにツタがぎっしり絡んでなかったような気がします。

懐かしのアイビースクエアーも見れて、ほんと嬉しかったです。

あの時一緒だった皆も、その後彼氏やご主人とここを訪ねた事があるのかな。。
そんなことをふと思いながら、アイビースクエアーにさよならをしました。

倉敷中央交番も

駐車場への帰り道、前を通った中央交番にもツタがからんでいました。

 

さすがにアイビーの町、倉敷ですね~。

 

さて、これから、今夜のお宿由加温泉山桃花へ向かいます。

  (岡山の旅4 由加温泉山桃花へ続きます。)

 

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