2004年 6月29日(火)
1ローマ・コロッセオ・フォロロマーノ・トレビの泉
2 バチカン市国・サン・ピエトロ大聖堂
3シエナ・カンポ広場 4ピサの斜塔
5 フィレンツェ 6ベネティア
7ベネツィアゴンドラ 8ミラノ
9 フランスモンサンミッシェル 10メトロ・エッフェル塔
11パリ市内観光 12ベルサイユ宮殿~帰国
旅のスケジュールは こちらです。
新婚旅行以来、主人と二人だけで海外へ行くのは
10年ほど前に行ったグアム以来2回目です。
ツアーを申し込んで以来、すっごく楽しみにしていたヨーロッパ旅行。
関空について、ツアーデスクに行くと、
若い女性の添乗員の方が待っていて下さいました。
「あとのメンバーの方は?」と聞くと、
「あとは新婚さんが一組だけです。」と添乗員さん。
「え~。。4人だけのツアーなんですか?」とびっくり。
2名以上催行確定ツアーで申し込んではいたものの、
まさか4人だけとは。。個人旅行のようなもんやん。。と、
なんかラッキーなような、なんかちょっと寂しいような、
そんな気分でイタリア・フランス旅行が始まりました。
これは関空の免税店。
化粧品のお店から、甘~い香水の香りが漂っています。
この香りをかぐと、旅の始まりを感じてなんだかわくわくです。
ローマ
ほぼ、12時間のフライト後、ローマのダビンチ空港に着きました。
飛行機の窓から見えたイタリアの国土。
ローマ郊外のホテルに到着。ここで2泊することになります。
でも、飛行中ほとんど寝られなかった私達は、少々お疲れ気味。
こちらで夕方6時は、なんといっても、
日本時間の真夜中1時なのです。。
私達は、夕食を食べるのも忘れてそのまま
ベッドに倒れこむようにして熟睡。
明くる朝の5時過ぎまで、12時間近くも眠りました。
もったいないようですが、後から考えるとこれが
これから先の旅行を、楽しく、順調にしてくれたようなのです。
時差ぼけもなく、すっかり元気、元気~!
6月30日(水)
朝5時過ぎに目を覚まし、爽やかな朝を迎えた私達は
ホテル周りのお散歩に。
プールもあるんだ~。でも、まだ誰も泳いでいません。
朝食の時に、旅のパートナーの新婚さんに会ったら、
昨日、夕食に行かない私たちを心配して、
マクドを買ってきて下さっていたとか。。
「お部屋ノックしたけど返事がなくて。。」と。
ありがとう~。本当にごめんね。。。
多分、その頃はすでに爆睡中でした。。
ローマ市内観光
さて、いよいよローマの観光が始まります。
この大型バスに4人。席は使い放題です。
バスの横の女性が、添乗員さんです。
なんだか5人家族のような感じで始まった旅。
私たちが父母で、子供夫婦の新婚さん
それにしっかり者のお姉ちゃんという感じかな。
みんなとりあえず前のほうに、ばらばらと集まって
勝手気まま。
やっぱり、ラッキーでしたよね。
後ろは誰もいない。。。
コロッセオ
さて、初めにいったのはコロッセオ。
紀元80年に完成したといわれる競技場です。
かつてここでは、剣闘士達の闘いだけでなく、
人がライオンのような猛獣と戦う残酷なショーも行われていました。
そして、それを娯楽として見る皇室や貴族、市民の姿があったのです。
闘いは必ず死をもって幕を閉じたと言われ、
人々は命を懸けた闘いに、歓声を送り、熱狂していたのです。
でも、1900年もの時が流れ、
多くの人々の血を吸い取ったコロッセオも、
今は世界遺産として静かに佇んでいるだけでした。
コロッセオと、コンスタンティヌスの凱旋門。
高さ25メートルの凱旋門は、ローマ最大といわれています。
フォロロマーノ
コロッセオの隣には、古代ローマ時代の都市の遺跡
「フォロロマーノ」が。
砂に埋もれていた神殿、寺院、元老院、公共広場などの
遺跡が発掘され、たち並んでいます。
発掘は、19世紀から本格的に行われるようになり、
今も続いているのです。
ここでは、ジュリアス・シーザーが、
紀元前45年3月15日死亡した時に、
実際にここで火葬されたという場所にも連れて貰いました。
シーザーの為に、今でもお花が手向けてあります。
本の中だけで知っていた人物と、現実がちょっと重なって、
不思議な感じのする場所でした。
ローマ三越
バスはフォロロマーノを出て、テルミニ駅前を通り、
昔、白黒映画の「終着駅」で有名なテルミニ駅です。
ローマ三越へやって来ました。
買い物ツアーに組み込まれているお店です。
ここの入り口では、新婚さん限定で記念のお皿がもらえるのです。
「よかったね~。もらっておいでよ。」と、新婚さんに声をかけたら、
「いっしょに行って、もらっちゃったらどうですか?
日本人は若く見えるから、わからないですよ。」と、添乗員さん。
まさか。。それは、いくらなんでも無理がありすぎるでしょう。。。
でも。。。
「いっしょに行きましょうよ~」と、新婚の奥さんに誘われ、
「さぁ、さぁ、早く早く。。」と添乗員さんにせかされ、
「そ。。そう?。。まぁ、晩婚ということもあるしな。。」
と、無理やり自分を納得させ、
新婚さんの後ろを、他の人に見られないかと、
ちょっとびくびくしながらついて行くことに。
彫りの深い顔立ちの、素敵な紳士 がお皿を渡してられます。
やっぱり、辞めとけばよかった~。。。ばればれやし。。
でも、新婚さんに次いで私が行ったら、にこっと笑って
私にもお皿を渡して下さいました。
もう、ほっと、ほっと。。です。
どきどきしたな~。
ま、きっとわかってらしたに違いありませんが、
イタリアの男性は優しいからね。
ということで、貰ったお皿の写真が上です。
2004と、行った年が入っていたので、嬉しい~。
また、このローマ三越店内には、真実の口の複製品もあります。
本物を見に行くつもりではあるけれど、一応ここでも
記念写真だけは撮っておきました。
でも、本物っぽくうまく撮ったつもりが、
デパートの壁にかかっていた額の一部が、背景に入ってしまっていて、
やっぱりばればれでしたね。
トレビの泉
次は、ローマ観光の名所、トレビの泉です。
後ろ向きに、反対の肩越しにコインを投げると
再びローマに来ることができるとか。。
実は30年ほど前、学生時代の研修旅行の時、
トレビの泉に後ろ向きでコインを投げ入れた事のある私。
本当に再びローマに戻ってくる事ができました~。
2度あることは3度あるを狙って、また後ろ向きでコインを
投げ入れる私を主人がカシャ。
こちらは、私の隣でいっしょにカメラに収まって下さったご夫婦。
このご主人の横で、私がコインを投げています。
別にチーズ!と言ったわけではないのですが、
いっしょに笑って下さってます。グラーツェ
この近くのジェラート屋さんで、中田ジェラートを買いました。
当時、サッカーの中田英寿選手はイタリアのボローニャに所属。
ジェラートにも、中田の名前がついていたのです。
オレンジ味のおいしいジェラートでした。
IL Ciociaro イル・チョチャーロ
さぁ、ランチタイムです。
イタリアでの初めてのレストランは、 イル・チョチャーロ。
初めてのパスタはボンゴレでした。
本場でのパスタに期待は膨らみ、わくわく。
パスタのゆで方がちょうどよくて、味がよく絡んでいて
ほんと、おいしいパスタでした。
その後、メインのお肉料理サルティンボッカ、
(子牛の薄切り肉に生ハムを乗せ、バターでソティーしたもの。)
デザートと続きます。
イタリアでは、パスタが前菜なんだ~と知った
初めての食事でした。
でも、イタリアでのお食事の写真はこれ一枚限り。
あとは、どこでも一枚も撮っていません。。残念。。
さて、お昼からはバチカン市国へ行きます。
(2 イタリア バチカン市国へ続きます。)
2004 イタリア・フランス目次