養老と美濃の旅7 町屋ホテルbaisonの続きです。
5月5日
モネの池を見に
町家ホテルbaisonさんの女将さんに、今、SNSやテレビで話題の
モネの池が近くにありますよと聞いて、
それならば。。とモネの池を見にいくことにしました。
うだつのあがる町を出発。
京都に帰るのとは反対方向ですが、3~40分で着くという事なので
ドライブ気分で長良川沿いの道を走っていきます。
青い空、緑の山々、自然の中のドライブ、気持ちいい~。
川沿いの家々、のどかな景色ですよね。
川の水がきらきら光っています。
この辺りを走る長良鉄道は、別名清流鉄道と呼ばれているほどで、
この名前からしても、川の水の透明さ、美しさがわかります。
美濃和紙の里会館
途中、美濃和紙の里会館に寄ってみる事にしました。
美濃市三館めぐりという観光コースがあり、
昨日行った、うだつの町の旧今井家住宅、美濃和紙あかりアート館、
そして、この美濃和紙の里会館が、美濃市三館めぐりなのだそうです。
美濃市三館めぐりをしようと思っていた訳ではないけれど
気が付いたら、美濃市三館めぐりをすることになっていました。
美濃は、和紙の原料である良質の楮(こうぞ)が多く取れ
長良川や板取川の清らかな水に恵まれた土地。
美濃和紙が有名になったのには、そんな背景があったんですね。
大きな龍と天空にあそベ
館内に入ると、大きな龍と天空にあそべという、
アート展をやっていました。
新聞紙を丸めたり、切ったり、貼ったり、彩色したりして、
巨大な龍や30点ほどの動物が飾られています。
これらの作者、なんめんよしこさんは、なんと京都の作家さんでした。
京都の作家さんの作品に美濃で出会うなんて、びっくりでした。
紙すき体験
和紙の里会館では、職人が使う本物の道具と天然の原料を使い
紙すき体験もできます。
本日は空いていて、待ち時間なくできるという事だったので
二人で体験することにしました。
まずはエプロンを付けて、腕をまくって。。よし!
一つ一つの工程を、担当の方が教えて下さいます。
伝統の流しずきにより、それぞれ美濃判(33×45cm)を
すきます。
すいたら、その上に主人はかえでの葉を載せていきました。
お一人3枚までと言われていたのに、あれ?。。
3枚を置いたところで、ぽとっと、
もう一枚がすいた紙の上に落ちてしまって4枚に。。
あ。。4枚になってしまった。。と主人。
小学生でも3枚は数えられますよ。。と笑いながら担当の方。
すいません。。小学生以下ですね。。
そんな話をしながらできた、かえで4枚の美濃判。
私は、令和の文字を載せ、美濃判にシャワーを当て、
紙に模様を付けました。
初めての紙すき体験、楽しかったですよ~。
展示
紙すき体験で作った紙が乾くまでの間、展示品を見ます。
美濃和紙の歴史や製造工程、紙すきに使う道具などの展示のほか、
和室と洋室の生活空間の中で、和紙をどんな風に使うかを
提案した部屋も。。
上が和室バージョン、下が洋室バージョンです。
飛騨家具、美濃焼など地元名産品と美濃和紙の共演。
両方とも素敵ですよね~。
モネの池(名もなき池)へ
和紙の里会館を出て、再びモネの池に向かいます。
空が広い。。
長良川から分かれた板取川に架かる青い橋が目を惹きます。
水の色も綺麗。。
途中、道端に、藤の花が咲いていました。
藤の花は、ちょうど今頃が見ごろなんですよね。
モネの池近く?
すいすいと走ってきた道が、突然渋滞に。。
なになに。。どうしたの。。
ひょっとしてここがモネの池のあるところ?
周りは完全に田舎。なのに車がいっぱい。。
田植えの終わった田んぼや、
畑の広がるのどかな場所です。
駐車場が満車
思ったっ通り、ここがモネの池のある場所でした。
周りに無料の駐車場がたくさんあるようですが、
どこもいっぱいで空いていません。
500円ほどの有料駐車場もどこも満車。
もっと遠くに行けば空いているのかもしれないけれど。。
たまたま近くの有料駐車場から一台車が出たので、
そこにさっと入り込み車をなんとか停められました。
こりゃ~、テーマパーク並みやね。。とびっくりです。
これほどの人気とは思っていませんでした。
やっとモネの池に
SNSでも話題の「モネの池」
もともとこの池は湧水によりできた貯水池で、
名前はついていませんでした。
18年前に整備された際に、地域の方が整備後に
睡蓮の花を植えたのだとか。 。
それが、印象派の画家クロード・モネが描いた「睡蓮」の連作に
よく似ていると言われるようになり、
あっという間に有名になってしまったようです。
そして、今では、「モネの池」という名前も得、
人気の観光地になっているんです。
信じられないほどの透明度は、湧き水で、
しかも硬水のため微生物が育ちににくいからだそう。。。
それにしても予想以上の観光客の多さです。。
正直、どうしてここまでの人気なのか。。という思いも、
ふと頭をかすめましたが、
水の綺麗さにはやっぱり心惹かれたかな~。。
白い鯉のハートマーク
睡蓮だけでなく、池には30匹ほどの鯉が泳いでいますが、
そのうちの白い1匹は頭部のオレンジ色の模様が
ハートマークなのだそうです。
この鯉を見つけたカップルは、恋が叶うとか、
幸せになれるとか言われていて、
若いカップルの皆さんは、池を覗いてハートマークの
鯉探しに一生懸命。
時々歓声が沸いていたのは、
きっとハートマークの 鯉が見えたのでしょうね。
私も池の鯉を撮ってみましたが、
残念ながらこの中にはいないみたいです。
さて、次は、モネの池を離れて近くの神社に行ってみました。
養老と美濃の旅の最終章、
養老と美濃の旅9 根道神社神社・鮎と舞茸の釜飯
に続きます。
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主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。
また、これから行かれる方の参考に
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ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。