京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2019年クロアチア他2国の旅16ボスニアヘルツェゴビナ内陸自然と町

2021-09-30 15:35:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅15クロアチア内陸自然と町
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク 城壁巡り 12ドブロブニク フリータイム・買い物
13ドブロブニク・夕食・夜景 14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ
15クロアチア内陸自然と町

 

2019年6月28日

国境越え

メトコビッチを通ったあと、クロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナの
イミグレ(入国審査場)に停車。

これからもう一度ボスニアヘルツェゴビナに入ります。
このイミグレが一番時間がかかると聞いていました。
バスがずらっと並んでいる時は、2時間くらいかかる時もあると
脅かされていましたが、

添乗員さんが一人一人のパスポートを集めて、
運転手さんと一緒にイミグレに行き、
私達はバスの中で待つこと20分くらい。

結局イミグレに着いてから30分くらい、思ったよりも早く
ボスニアヘルツェゴビナに入ることができました。

これは、すっごく早かったみたいで、私達よりも
添乗員さんが一番、すごいです~と興奮されていました。

ドライブイン休憩

ということで、ここからはボスニアヘルツェゴビナの
大自然ですよ。

まずは、ドライブインで休憩。
バスから降りてほっとです。
動かないバスにじっと座っているのも結構しんどいものです。

何か買いたかったけど、レジはいっぱいの人が並んでいて。。
ここはトイレ休憩だけでした。

ボスニアヘルツェゴビナ

さて、ボスニアヘルツェゴビに入ったのですが、
ご覧の様にボスニアヘルツェゴビは三角形をした大きな国。
歴史的に北中部はボスニア、南部はヘルツェゴビナと
呼ばれてきたそうですが、スルプスカ共和国(セルビア人)
との連邦国家でもあります。

私達が行くモスタルはボスニアヘルツェゴビの
南の端の方にあります。
ボスニアヘルツェゴビで行くのはここだけ。
せめて首都サラエボも行きたかったな。。

 

ボスニアヘルツェゴビの紛争について

ちょっとここからはボスニアヘルツェゴビナの景色を見ながら
ボスニアヘルツェゴビナ紛争についてのお話を。

ボスニア・ヘルツェゴビナと聞くと、
皆さんはどんなことを思い出されますか。。

多分。。私がそうだったように、
30年ほど前のボスニアヘルツェゴビナ紛争の事ではないでしょうか。

 

ちょっと荒れた土地や、クロアチアとは違った建物が並ぶ道を
走っていきます。

それまで聞いたこともない国名だったのに(地理で習っていたかも?)
あの頃連日新聞やテレビから伝わる、ボスニアヘルツェゴビナの紛争報道を
戦争のない平和な日本にいて、信じられない気持ちで聞いていました。

 
これは、ボスニアヘルツェゴビナのガソリンスタンド(Mališić Petrol)
 
 
ボスニアヘルツェゴビナは、旧ユーゴスラビアの共和国
(セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、
 北マケドニア、スロベニア、モンテネグロの6カ国、
 コソボ自治区を入れたら7か国)の一つでした。
 
 

旧ユーゴスラビア時代からボスニア・ヘルツェゴビナは
ボシュニャク人(ムスリム・イスラム教)、セルビア人(正教徒)、
クロアチア人(カトリック教徒)の3勢力が共生する多民族国家でした。

旧ユーゴスラビア時代には、チトーが連邦維持のために、
民族運動を徹底的に弾圧。

弾圧の下、民族間に言語や宗教考え方の違いはあっても
民族間の交わりや婚姻も行われ、
静かに各民族が暮らしていたようです。

 
ところがチトーの死後、各共和国で民族主義が台頭。
1991年、クロアチアが旧ユーゴスラビア連邦からの独立を宣言し、
クロアチアで独立紛争が始まると、

ボスニア・ヘルツェゴビナでも各民族間の対立が激化し、
紛争が勃発しました。
 
 
1992年旧ユーゴスラビア連邦が解体すると
3つの民族が混在していたボスニア・ヘルツェゴビナ内部では
3勢力がそれぞれ「民族浄化」の名のもと他民族の追放や虐殺を行い
凄惨な戦いが続いたのです。
 
これがボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で、30年ほど前に
私がテレビで見ていた悲惨な状況は、この時の様子でした。

紛争は1992年4月から1995年12月までの3年半にわたって続き、
NATO(北大西洋条約機構)軍の介入を経て終了。

でも、なんと。。

死者20万人・難民200万人を出す結果となったそうです。

 

ネレトバ川の渓谷

ここは、ネレトバ川の渓谷。
川の水は青く、周囲の山の緑は美しく、
きっと30年前の紛争時も同じ美しさだっただろうに
どうして同じ人間同士がそこまで争わないといけなかったのか。。
悲しくなりますね。

こんな美しい景色のボスニアヘルツェゴビナなのに。。
 
しかも、それぞれの民族が神を信じ、宗教心を持っている人々なのに
どうして戦うんだろうか。。と思ってしまいます。
 
 
ネレトバ川沿いの穏やかな町、
この町の上も30年前は轟音と供に多くの空爆機が飛んでいたのでしょう。。
 

今はこの渓谷にもりっぱな高速が通っていて、町と町を繋ぎ
静かで平和な日常があるようですが。。
 
 
もうすぐボスニアヘルツェゴビナ・モスタル
 
さて、ネレトバ川の流れを見ながらバスは進んでいきます。
 
 
この辺りから、町っぽくなってきましたよ。
教会の尖塔もあります。
 
 
モスタルも渓谷にある美しい街なのだそうで、
いよいよもうすぐモスタルのようですよ。
 
 
そして。。ヘルツェゴビナ地方では最大の中心都市、
ボスニア・ヘルツェゴビナでも5番目に大きな都市のモスタルにやっと到着。
3時間半ほどかかったバス移動でした。
 
ドブロブニクのホテルを出てから、結構長かったです。。
 

に続きます。
 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
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2019年クロアチア他2国の旅15クロアチア内陸自然と町

2021-09-26 00:33:55 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク 城壁巡り 12ドブロブニク フリータイム・買い物
13ドブロブニク・夕食・夜景 14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ

 

2019年6月28日

クロアチア内陸部

その後、またイミグレを通り、今度はクロアチア入り。
クロアチアの内陸部をバスは走ります。

クロアチアはアドリア海に沿って長く伸びた国だと思っていましたが
こんな内陸部もあるんですね。

これは葡萄畑ですよね。

クロアチアは知る人ぞ知るワインの名産地なんだそうです。

こちらはネレトバ川。
この川はクロアチアからボスニアヘルツェゴビに続いています。

バスは茶色の大地や緑の畑を通ってどんどん走っていきます。

ここは、まだ、クロアチアです。

何かの工事中かな~。

ここで、まっすぐ行くとクロアチアのスプリト、
曲がるとクロアチアのメトコビチ、
ボスニアヘルツェゴビのモステルや
サラエボに続く道になります。

 

ni

クロアチア・果物屋台

標識の所で曲がったバスはボスニアヘルツェゴビナの
モステル目指して走っています。

途中、果物やドリンクを売っている屋台が
何軒か連なっていました。

でも、私達はノーストップですけどね。

緑の山々を見ながら走っていると。。

クロアチア・オプゼンの町

山あいに可愛い街が見え始めました。

こんな所に町があるんだ~とびっくり。

ネレトバ川沿いの町オプゼンです。

町を見下ろすようにオプス要塞があります。
こんな町にも要塞が。。
オプゼンという町の名前はオプス要塞からきているそうですよ。

人口3千人ほどの小さな町で、ミカンなど果物や野菜の産地として
知られているオプゼン。

だから、さっき果物を売る屋台が何軒か出ていたのかもしれませんね。

塔のある建物は、聖ステファン教会。
さすがクロアチア、オレンジ色の屋根屋根がドブロブニクにも似ています。
きっとのどかでゆったりとした町なんでしょう~ね。

クロアチアを走る

そして、また、山を見ながら川沿いをどんどん走り、

一面に広がる緑の大地にちょっと感激して。。

ネレトバ川

そして、今度はネレトバ川を渡っていくようです。

とうとうとゆったり流れるネレトバ川。
ボスニアヘルツェゴビナからクロアチアと流れアドリア海に注いでいる川。

総延長は230kmで、そのうち208kmはボスニア・ヘルツェゴビナ
22kmはクロアチアを流れているそうですよ。

ネレトバ川にこんなりっぱな橋が造られているんですね。

今まで、ずっと山と川と大地ばかりだったので
この近代的な橋にちょっとびっくり。

そして、もうすぐネレトバ川岸の町
クロアチアのメトコヴィチのようです。

クロアチア・メトコヴィチ

クロアチアのメトコヴィチの町にやってきました。
先ほどの黄色い標識にも載っていた街です。

この町は、ボスニア・ヘルツェゴビナの国境に
接している町だそう。
という事は、もうすぐボスニア・ヘルツェゴビナですね。
バスはこの町に停まることなくさっ~と過ぎていきます。

反対側の席に座っていた私が撮れたメトコヴィチの町の写真は
この一枚だけ。
この写真も皆さんの頭越しの写真です。

19世紀まで小さな農村であったこの町は、
その後隣接するボスニア・ヘルツェゴビナ(オスマン帝国領)
との交易が盛んになり繁栄していったそうです。

ネレトバ川に沿って古い線路が見えていますが、
この線路は今は使われていないとのこと。

昔は国土を縦断する鉄道網があり、内陸からアドリア海まで
鉄道で物資も輸送されていたらしいのですが。。

そういえば、クロアチアとボスニアヘルツェゴビナモスタル間の移動に
鉄道という選択肢ははありませんもんね。。

さて、次は、クロアチアからボスニアヘルツェゴビナへの
2回目の国境越えです。

これで、ようやく、モスタルに向かえるんですね。

2019年 16ボスニアヘルツェゴビナ内陸自然と町
へ続きます。

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ありがとうございました。

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2019年クロアチア他2国の旅14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ

2021-09-22 00:00:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅13ドブロブニク・夕食・夜景
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
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13ドブロブニク・夕食・夜景

2019年6月28日
朝食へ

本日は、クロアチアから隣の国の
ボスニアヘルツェゴビナのモスタルに向かいます。

トランクを部屋の前に出して、朝食へ。

朝早くのホテル。今日もいいお天気のようですね。

朝食

7時ごろ朝食。

お気に入りの席で朝食です。
クロワッサンとサラダとヨーグルト、
ゆで卵に果物、それにちょっと甘いパンも。

このラパッド地区の景色とも
可愛い猫ちゃん達ともお別れですね。

紫陽花の花も綺麗だったな~。

ホテルにも、ドブロブニクのタイル画が。
こういうのも素敵ですよね~。

ホテルを出発

さぁ、黄色いバスに乗ってホテルを出発です。

ドゥブロヴニクからモスタルまでは距離的には150km程なのですが、
一度ボスニアに入り、またクロアチアに入ってから、
またまたボスニアのモスタルを目指すという
ややこしいルートを通るみたいで、
何回もイミグレーション(イミグレ・入国審査)を
通らないといけないみたいです。

これに結構時間がかかるみたいで、添乗員さんから
くれぐれも覚悟をするようにと言われています。

少し走ると、朝の花市が開かれていました。

可愛い花がいっぱいですね~。

フランジョトゥジマン橋

ラパッド地区を超えると、入江の風景が見え始めました。

ここは、フィヨルドのような深い入り江になっていて、
海岸沿いにフランジョトゥジマン橋がかかっています。

2002年にフランジョトゥジマン橋が開通するまでは、
この入り江をぐるっと周って対岸へ行っていたそうですよ。

何とも大変なお話ですよね。。

橋の上からの写真。この橋のおかげであっという間に対岸です。
すごく便利になったんですね~。

ボスニア・ヘルツゴビナへ

この後クロアチアの海岸べりを走り、ボスニア・ヘルツゴビナへ。
ボスニアヘルツェゴビナのネウムという街をめざします。

まずは、クロアチアからボスニアヘルツェゴビナへの国境越え。

バスのドライバーさんが国境状況を確認して、
複数あるルートからなるべく混雑が少ないルートを
選んで小さな入国審査場へ。

これは大正解で20分ほどでクロアチアから
ボスニアヘルツェゴビナへ国境越えできました。

でも、このあとまたクロアチアに入り、
そこからボスニアヘルツェゴビナへ入るのです。

9キロの海外線による国の分断

なぜこんなややこしい事になるかというと。。

ほとんど内陸国のボスニア・ヘルツゴビナですが(緑色)
アドリア海の海岸線にわずかに直線距離で9kmだけ
(実際には20キロ)ボスニア・ヘルツゴビナが、
クロアチアの領地に割り込んでいるのです。

これが、クロアチアを分断していて、

クロアチアのドブロブニクからクロアチアのスプリトに行くのにも
ボスニアヘルツェゴビナを通らないと行けなくて、
出国・入国の2回の入国審査が必要なんだそうです。

同じ国に行くのに、他の国を通らないと行けないなんて
なんか信じられませんよね。

モスタルに行くには、もう一度クロアチアに入り
その後またボスニアヘルツェゴビナに入るみたいです。

9キロの緑の海岸線がクロアチアを分断しています。

それで、これから行くネウムという街(ボスニアヘルツェゴビナの街)の先
左右がクロアチア領土になっている所に
クロアチアからクロアチアへ行く為の橋が掛けられるのだとか。。
これは便利ですよね~。

只今建設中の様ですが、いつできるのだろう。。と思って調べたら
こんな記事を見つけました。
なんと、この橋2年の間に、もう出来上がっていたんです。

クロアチアの海岸線の2つの地域を繋ぐ橋がオープン

ボスニア・ヘルツェゴビナの領土によって分断されている
クロアチアの海岸線の2つの地域を繋ぐ橋ペリェシャック橋
(The Pelješac Bridge)
の開通式が行われました。

The Pelješac Bridgeは、2.4Kmの長さで、クロアチア本土の
KomarnaからPelješac半島のBrijestaを繋ぎ、
来年6月から車で通行可能となる予定です。

(2021.7.30のnoteの記事です。)

ということは、2022年の6月からはパスポートなしで
クロアチア国内の通行はできるという事ですね。

モスタルも一度だけ国境を通ったら行けることになりますよ。

ネウム・ホテルヤドラン

でも、この旅行記は2019年のお話。
私達は、まずボスニアヘルツェゴビナ入りです。

ボスニアヘルツェゴビナのネウムという街にある
ホテルヤドラン。

レストランもスーパーも併設しています。

ドブロブニクからモステルやクロアチアのスプリトなどに行く時、
トイレ休憩に必ず寄るというドライブイン。

私達もここで20分ほどの休憩です。

スーパーで、添乗員さんお勧めの歯磨き粉やオリーブオイル
乾燥いちじくなどを安くでごっそり買いました。
やっぱり物価が安いんですよ。
歯磨き粉もオリーブオイルも重宝しました。
乾燥いちじくは好みがありそうですが。。

カトリック教会Crkva svetog Ivana

このヤドランは、ボスニアヘルツェゴビナで
唯一海岸線に面しているドライブインで、
素敵な景色を眺めることができます。

白い協会は、カトリック教会Crkva svetog Ivana。
ほんと、素敵な景色ですよね~。

皆で交代して写真の撮影会、盛り上がりましたよ。

でも、海岸沿い9キロだけがボスニアヘルツェゴビで
その先はクロアチアなんですよ。

こちらの左側の陸地はクロアチアです。

ペリェシャック橋の影響

ネウムはボスニアヘルツェゴビナだけど、
この入り江の先は、両サイドクロアチア。

その陸と陸との一番狭い所に2021年できたのが、
先ほど紹介したペリェシャック橋(The Pelješac Bridge)です。

この写真では橋はまだできていませんが。。

でも、この橋が完成したという事は、
これからのクロアチアの旅行やクロアチアからモスタルの旅行では
このネウムには寄らないということになりますよね。

今まで、ほとんど全ての観光客が寄っていたのに
コロナ禍で今は観光客がいないけど、
コロナ収束後も観光客が全然来なくなりますよね。。

だって、わざわざボスニアヘルツェゴビナを通る必要が
なくなったのだから。。

ホテルヤドランにとっては大きな打撃なんだろうな。。
と、ちょっと心配。

でも、ボスニアヘルツェゴビナで唯一
海岸の素晴らしい景色が見れるホテルとして
これからも頑張っていってほしいです。


2019年 15クロアチア内陸自然と町
に続きます。

 

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2019年クロアチア他2国の旅13ドブロブニク・夕食・夜景

2021-09-18 14:17:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅12ドブロブニク
フリータイム・買い物
 の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
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10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク 城壁巡り
12ドブロブニク フリータイム・買い物

2019年6月27日
ホテルで夕ご飯

ドブロブニク旧市街地から戻ってきました。,

こちら、私達を運んでくれた黄色いバスです。

夕ご飯

夕ご飯はホテルにて。

この日の夕ご飯はビュッフェスタイル。

暑さで疲れてしまっていて余り食欲がなかったので
食べれそうな物だけをチョイス。

キッシュや魚のオレンジバタ―炒めは美味しかったですよ。

夕ご飯が終わってしばらくロビーで休憩。

なぜかひっそりとしたロビーです。

あ。。猫ちゃんが。。

ドブロブニクでは、本当によく猫を見かけました。

後ろ向いてる黒猫は、ジジちゃんかな。

夕暮れの散歩

部屋に戻ってしばらくしてからホテㇽの裏手、
海岸べりの方へ散歩することにしました。

まだまだ明るいですが、もう、夜の8時ごろなんですよ。

街にもようやく明かりがつき始めていますね。

小さな公園では、子供たちがまだ遊んでいます。

そういえば、スペインに行った時、夜の9時ごろ
当たり前のように公園で遊ぶ親子をみてびっくりしたことが
ありましたが、夜も昼の様に明るいならそうなるのでしょうか。

スペイン旅行15 コスタ・デル・ソル

少しピンク色に染まり出した空。

こちらは、昨夜音楽の生演奏が少々うるさかったレストランです。

私達のホテルの部屋は、ちょうどレストランの上なんです。

お土産屋さん

少し歩くと、お土産屋さんがありました。

地元の人も買いにくるスーパー兼お土産屋さんのようなお店です。

食べ物もいっぱい並んでいますよ。

それにドブロブニクのお土産グッズもいっぱい。

旧市街地では、なかなかゆっくりとお土産屋さんを
見る事ができなかったので、

こういうグッズをゆっくり見れるのは楽しいです。

夕暮れの海

お土産屋さんでゆっくりして、外に出ると、
なんだかさっきよりも車がたくさん停まっています。

次々に車が来て停まるので何事だろう~
と思っていたら。。

うわ~、綺麗、夕焼けの海をみんな見に来ていたんです。

.

ゆっくりゆっくりオレンジ色に染まっていく空。
なんだか今日一日の疲れがす~っと飛んでいきそう。

ただ黙って見つめていた、アドリア海の夕焼けでした。

ホテルへ

ホテルに帰る途中のブーゲンビリアの花。
まさに、ピンクの花が満開です。

ホテルに帰ってきましたが、
まだオレンジとブルーの2色のエキゾチックな空。

もうすぐ9時なのに。。

明日は、お隣の国ボスニアヘルツェゴビナのモスタルに行くので
少し早めの出発になるとのこと。

ドブロブニクの2連泊も終わるので、
トランクの用意もしないといけません。

さ、部屋に戻って頑張りましょうか。

ちょうどいいくらいの夜の散歩ができ、
夕暮れの海も近くで見れてよかった~。

でも、もしも、疲れてなくて体力のある方は
この時間で、バスかタクシーで旧市街に戻って
ライトアップされた街を見る事もできるようですよ。

さすがに私達のツァーでは、私の知っている限り
旧市街地まで戻られた方はおられなかったようですが。。

ライトアップされた旧市街地を見たいなら、
旧市街地の中か、旧市街地まで歩いていけるホテルが
やっぱりいいかな。


2019年 14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ
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2019年クロアチア他2国の旅12ドブロブニク フリータイム・買い物

2021-09-14 12:30:07 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅11ドブロブニク城壁巡り
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク城壁巡り

2019年6月27日
フリータイム・ドブロブニク城壁巡り

プロチェ門から入り、ピレ門で降りた城壁散策。

1周周れなかったのは残念だけど、
正直この暑さではこれが精一杯でした。

ピレ門近くの城壁の横、細い階段を降りていきます。

お隣の教会は聖救世主教会という小さな教会です。

その横にフランシスコ会修道院があります。

アイスクリームKLARISAクラリサ

とりあえず、冷たいものを食べようと

ピレ門近くのクラリサというアイスクリームショップへ。

主人が席取りして、私がアイスを買いに行きました。
いつもならこんな時主人が買いに行ってくれるのですが、
この時は主人の方が暑さでまいってしまっていて。。
とにかく座ってて。。私が買ってくるからと

レモンフレーバーアイスを二つ頼んでお金を払って。。
お姉さんがアイスを二つ手渡してくれたのですが、
日本のようにアイス用のスタンドなどはありません。

アイスを二つ手に持っているのに、はいおつりと言われ
焦ってしまって。。
私。。ぽとりと一つのアイスを床に落としてしまいました。

え~!どうしよう。。

とりあえず無事な一つを主人に渡しに行って、
私の分はもう一度買うことに。
落としてしまったアイスもなんとかしないと。。

戻るとお姉さんが掃除してくれていて、謝る私にいいよとにっこり。

もう一つアイスを下さいとお金を払おうとしたら、
それもいいよといって新しいアイスを渡してくれました。

優しさがいっぱい詰まったレモンのアイス。
甘酸っぱくて、美味しくて、忘れられない味になりました。

オド・プチャ通り

先ほど歩いたオド・プチャ通りに
可愛いお店がたくさんあったので、
もう一度行ってみる事にしました。

Captain candy  キャプテンキャンディー

ここは、ものすごく可愛いキャンディーを売っている
キャプテンキャンディーというお店。


あまりにも色鮮やかで、かえって手が出なかったのですが、
インスタ映えすること間違いないようなお菓子がいっぱいです。

テラクロアティカ・ドブロブニク

このお店は、食品やナチュラルコスメ・雑貨などを売る
高級感のある素敵なお店。

品物がいい~って感じのお店です。

それなりにお値段もよかったので悩んでしまい買わなかったけど
後で写真を見て、マグカップも可愛いし、ランチョンマットも素敵だし
思い切って買えばよかったと、ちょっと後悔。

あの時、買っておけばよかったな~。。

アランチーニ

このお店では、オレンジから作られた伝統的なドゥブロヴニク
の自家製お菓子アランチーニを買いました。

オレンジの皮を炊いて砂糖漬けしたドブロブニクの名産の
オレンジピール。

すっごく美味しくて向うで全部食べ切ってしまいました。

もっと買っておけばよかったな~。

セルビア正教会

先ほど通った時は閉まっていた教会が開いていました。

ドブロブニクにある唯一のセルビア正教会です。
クロアチアにセルビア正教会があるんですね。

内乱時の事を思うと、どんな歴史を辿ってきたんだろう。。
って思ってしまいます。

白くて素敵な教会、ちょっと覗いてみる事に。

誰もいないひっそりとした教会内。

中には見事な金色の装飾とイコン(聖画)の祭壇があります。

正教会はカトリックと違いマリア像ではなく
イコン画が飾られているそうですよ。

その上には、レオナルドダビンチ作ではありませんが
最後の晩餐の絵画が飾られています。

正教会では最後の晩餐とは呼ばず、
機密制定の晩餐(きみつせいていのばんさん)
と呼ばれているそうですが。。

ギャラリー二カアート

素敵な絵画のお店を見つけました。

オーナーのナターシャさんが書かれた油絵や
絵をプリントしたマグカップなどのグッズ。

どれもとても素敵です。

色々と迷って、ドブロブニク城壁の絵画を一枚
買いました。

ナターシャさん、素敵な笑顔の方です。

赤いリュックのお店

通りを歩いていて、ショーウィンドー越しに
可愛い赤いリュックを見つけました。

リュックに女の子の絵が描いてあって、
黒くてフリフリのドレスとヘアー飾りをつけています。
白い紐の先についている運動靴も可愛くて。。

一旦通り過ぎたのですが、どうしても気になって

あのリュック、孫の女の子たちに買ってあげたいな。。

と言ったら、主人も、いいよ、戻ろうかと。

このリュックも彼女たちの手作り作品だそうです。
孫達にお揃いで二つ買いました。

後で、ツァーの方たちとお土産の話をしていた時、
孫の女の子たちに可愛い赤いリュックを買ったよと話したら

それ、私もショーウィンドーで見て、すっごく可愛いと思ってた
と言ってもらえて嬉しかった~。,

〇〇ちゃんも○○ちゃんも喜んでくれるかな。

海から見た城壁の絵

こちらもドブロブニクの素敵な絵画やマグカップ。
色合いが取っても素敵~。

このお店では、海から見たドブロブニクの城壁の絵を
買いました。

グンドリッチ広場

そして、やって来たのはグンドリッチ広場。
中央に立つのは、イヴァン・グンドリッチ像でしたね。

ラベンダーのポプリを売っている屋台。
本当は、ここもゆっくり見たいけれど、
もうあんまり時間がなくて。。

とりあえず、ネクタイのお店クロアタに向かいます。

ネクタイのお店クロアタ

ルジャ広場に出て、そのままクロアタへ。
大聖堂の近くでしたね。。

あった~、ここですよ、ここ

ネクタイ専門店「クロアタ」(CROATA)は
クロアチアの有名ネクタイブランド。

クロアチアに来たからには、買わないとね~。
この頃は、主人もまだ現役だったので
ネクタイはビジネスの必需品でした。

ま、今はお出かけすることもできないし
ネクタイをしている主人の姿を見る事もなくなりましたが。。

どれにする。。と悩むことしばし。

青系統やストライプはたくさん持ってるしね。。

結局、普段あまり買わないしっくな
グレーのネクタイを選びました。

さて、無事にネクタイを買えましたが、
集合時間までは10分程しかありません。

ここから集合場所のピレ門は、対角線上の一番遠い所。
でも、小さな街なので、プラツァ通りを通ったら
5~6分で戻れるでしょう。 いそがないと。。

集合場所

プラツァ通りを急いで歩き集合場所に戻ってきました。
セーフ、間に合いましたね。
皆さん、歩き疲れて道に座り込んでられます。

ほんと、暑い中、よく頑張りました。

サルバドール・ダリの展覧会が開かれているようですね。
もちろん見になんていけませんけど。

ピレ門

帰りのバスは、ピレ門の外で待っていてくれます。
16世紀に作られたというピレ門は跳ね橋になっていて、
当時は夜になると外部からの侵入を防ぐために
橋を上げていたそうです。

ピレ門のアーチの上には聖ヴラホの彫像があります。
ドブロヴニクの守護聖人ヴラホ聖人の左手は
ドブロヴニクの模型を持っているそうですよ。

街を慈しんで守りたいという気持ちなのかな~。

ピレ門の外側、スルジ山の頂上が見えています。
今日のドブロブニク観光はここまで。

朝一番のスルジ山からよく歩きましたよね。

色々なバスの発着所になっているのがこの場所です。

私達のバスも待ってくれています。
これからバスでラピッド地区のホテルに戻りますよ。

いや~、疲れた。。

でも、アドリア海の真珠と言われる
素晴らしいドブロブニクの景色に出会えて、とっても楽しかったです。

 

2019年 13ドブロブニク・夕食・夜景
へ続きます。

 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
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2020年9月18日で、
ブログをつけ始めて5000日目。
これからもマイペースで頑張っていきます。

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2019年クロアチア他2国の旅11ドブロブニク城壁巡り

2021-09-10 00:28:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅10ドブロブニク
ルジャ広場・大聖堂・昼食
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食

2019年6月27日
フリータイム・ドブロブニク城壁巡り

さて、これから2時間半ほどのフリータイムの始まり。
まずは、なんといってもドブロブニク城壁巡りです。

プロチェ門近くの最初に教えてもらった城壁の入口から
登ります。

手作り雑貨の露店

プロチェ門近くに可愛い人形や雑貨品を売る露店が
出ていました。

刺しゅうのランチョンマットやコースター、
栞なんかも可愛いです。

これって、全部手作りなんだそうです。

伝統衣装を着たお人形。
白い被り物をしているのは既婚女性なんですって。
既婚女性の人形を記念に一つ買いました。

プロチェ門近くの入口

ドブロブニク壁壁への入り口は3か所あって、
ピレ門、プロチェ門、聖イバン要塞の近くにあります。

ここは、プロチェ門近くの入口。

ドブロブニク城壁は、周囲約1,900m、
厚さ5メートル、高さ20メートルの 堅牢な壁です。

ささっと歩けば1時間程で一周できるそうですが
景色を楽しんだり写真を撮ったりしながら歩いたら
2時間位はかかるそうで、
それだけでフリータイムがなくなってしまいそう。
どうしよう。。


ドブロブニク城壁巡り

プロチェ門城壁の上

プロチェ門の城壁に上がってきました。

わ~、綺麗。。

城壁から東側を望むと紺碧のアドリア海と白いクルーザー船。
先ほどクルーズでぐるっと回ってきた海ですね。

手前奥にレヴリン要塞があり、
海外沿いには、バニェビーチが続きます。

反対方向を見ると、聖イバン要塞と旧港。
アドリア海ミニクルーズの船が出航した場所です。

緑のロクルム島も見えていますよ。

ドブロブニク(ラグーザ共和国)は、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、
ヴェネツィアと共に5つの海洋共和国として栄えていたといいます。

その頃の海洋共和国の港も、タイムトラベルして覗いてみたいな~。

城壁巡りは、時計と反対方向の一方通行です。
プロチェ門の城壁から入った私達は、まず、ピレ門を目指し、
その後どうするか決めることにしました。

レヴリン要塞とドミニコ会修道院

こちらはレヴリン要塞。街の東を守る要塞です。

プロチェ門の横にあるドミニコ会修道院。
ほら、階段に、足元を隠す目隠し石の付いた手すりが
ある修道院ですよ。

 クロアチア他2国の旅5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場

周りが高い塀のような形で囲まれていて中が全然見えませんでしたが
城壁に登ったら中庭もちょっと見えました。

美しい修道院だったんですね。

オレンジ色の屋根瓦の街

プロチェ門から城壁に登ると、山側からオレンジ色の屋根瓦の街と
その向こうに光るアドリア海が見えます。

何という景色。。美しすぎ。。言葉にならない。。

アドリア海を背景に、時計塔やルジャ広場、聖ヴラホ教会、
総督邸、大聖堂。。が見えています。ほんと綺麗。。

あまりの美しさに、ささっとなんて歩いていられません。
二人で景色に感動したり、写真を撮ったり。。

たまたま会った添乗員さんにツーショットもいっぱい撮ってもらいました。

こりゃ、歩くのにずいぶん時間がかかりそうです。

戦争の傷跡

でも、ここにも戦争の傷跡は残されていました。

綺麗なオレンジ色の屋根瓦はちゃんと修復された家、
傷つけられてもそのままの屋根瓦で残っている家もあります。

昔のこの屋根瓦の型は、なんと女性の太ももの型で取っていた
そうですよ。びっくり。

80%以上の家々が破壊されたり
被害を受けたと聞きましたが
中には、大きな被害を免れた家もあり、
そういう家は昔の面影を残して建っています。

ベランダに置かれた椅子、
無造作にかけられたタオル。。

生活感が出ていて、こういうのもいい感じですよね~。

スルジ山

振り返ると、この日最初に登ったスルジ山が見えています。
ナポレオンが送ったという十字架(再建した物ですが)も
見えていますよ。

魔女の宅急便の街

ドブロブニクは、ジブリ映画の名作魔女の宅急便の
舞台になった街としても有名です。

      (魔女の宅急便の画像はHPより借りています。

なるほど、オレンジ色の家々の屋根、青い海、白い船。。

ほんと、ドブロブニクとよく似ていますね~。


魔女っ子キキちゃんが宅急便をお届けする家はどこかな。。
なんて思ってしまいますよね。


クロアチアには猫がいっぱいで
ほら、私達が泊まったホテルにも魔女の宅急便の
ジジのような黒猫がいましたよね。

ほら、よく似ているでしょう。

ちなみに、魔女の宅急便の街のモデルとして

ポルトガルのポルトやリスボンも言われているようですが、
有名なのはここ、クロアチアのドブロブニクと

スウェーデンのガラムスタンだそうです。
2015年7月北欧旅行 スウェーデン・ガムラスタン

それに、バルト3国の一つエストニアのタリンも、
モデルになった街と言われていますよ。
2016年5月バルト3国 エストニア・タリン

お時間あったら見比べてみて下さいね。

真夏日

さて、城壁を進んでいきます。
涼しそうに爽やかに見える景色ですが、城壁には日影がないので暑い暑い。

抜けるような青い空は嬉しいのですが、完全な夏日なのです。

帽子くらいでは追いつかない日差しの中、
ペットボトルの水を大事に飲みながら進んでいきます。

こちらはスルジ山との間の城壁ですが、
他国の侵入を防いできた城壁だけあって本当に強固。

道路との間はお堀のようになっていて、
これではなかなか敵も踏み込めないですね。

しかも、城壁は平坦な道ではなく、アップダウンがあるので
歩くのが余計に大変なんですよ。。

ミンチェタ要塞

ミンチェタ要塞が見えてきました。

ドブロブニク城壁には4つの要塞がありますが、
北角の城壁の一番高い位置にあるミンチェタ要塞。

ドブロヴニクの城壁のなかで一番目立つ存在で、
遠くからでも、その姿を目にすることができます。

 

ミンチェタ要塞はピレ門側から街を守るため14世紀に建てられました。

ミンチェタ要塞の円塔は、どんな攻撃にも対抗するため、
壁の厚さが6mもあるそうですよ。

一番上の展望台まで階段で登ることができ、
そこから旧市街地とアドリア海を一望できます。

上まで登らなくても、もう十分に綺麗。。と登らない人もいる中、
ここまで来たら。。と思ってしまうのが私達。
狭くて結構急な階段を、よいしょよいしょとと登っていきました。

そして。。

ミンチェタ要塞の頂上展望台からは、
オレンジ色の屋根の家々の旧市街地と紺碧の海アドリア海
緑のロクルム島や旧港も見渡すことができました。

息を飲むようなすごい絶景。。

海の碧と空の青、この素晴らしいお天気にも感謝です。
暑い暑いなんて文句言ってごめんなさいです。

大変だったけど、はぁはぁ言いながらも登ってよかったね~。
と、頂上に吹く風を少し感じながら休憩。

そして、ミンチェタ要塞を今度は降りて行きます。

またまた、暑いな。。 あぁ、しんどと言いながら。。

振り向いて見たミンチェタ要塞。

お洒落な街並み

オレンジ色の家の屋根屋根と緑の南国風の木々。

ブーゲンビリアの花が満開で。。

この辺りは、とってもお洒落な街並みです。

フランシスコ会修道院

そして、ピレ門近くのフランシスコ会修道院までやってきました。

西のフランシスコ会修道院は、東のドミニコ会修道院と対だけあって、
よく似た形をしていますね。

ピレ門側の城壁出入口

ピレ門側の城壁出入口がもうすぐそこです。

ここで、城壁をでなかったら、海沿いの城壁をぐるっと歩いて
私達が入ったプロチェ門の出入り口まで1周することになります。

どうする。。。。  と、聞く間もなく主人は、
もうピレ門から出る階段を下り始めています。

決断が早い。。

もちろん、私もこの暑い中、あと半周以上はとても歩けないし、
買い物もしたいし。。と思っていたけど
でも、主人が行くよ。と言ったら、行ってもいいかな~。。
という気持ちもちょっとはあったんですけどね。。
海沿いの城壁も魅力はありますしね。

この若者たちは、まっすぐ進んでいるので続けて歩くんですね。

でも、この日は本当に暑くて、ツァーの方もここで城壁を降りた人が
ほとんどだったようです。

という事で、ピレ門横の狭い階段を下りていきます。

後で主人に聞いてみたら、

え。。まだ、城壁を歩くつもりだったんと。

いえいえ、そんなつもりはありませんでしたけどね。

ここを降りたら、オノフリオ大噴水のある広場です。
私達フリータイムの最終集合場所でもあるんです。

 

城壁お勧め半周コース

ドブロブニクの城壁からの眺め、本当に絶景でした。
暑くなかったらぐるっと1周歩きたいほど。
でも、この暑さでは体力的に限界でしたね。

後で城壁半周コースとしてお勧めなのは
プロチェ門付近入口からピレ門付近入口までを歩く
山側の半周コースという事を聞き、
ちゃんとおすすめコースを歩けていてよかった~。

確かにピレ門側から入ったら、海沿いを先に歩くので
1周周る時はいいのですが、
半周でプロチェ門で降りてしまうと、
一番きれいな山側からの景色が見れなくなります。
ピレ門から城壁に入った時は、覚悟を決めて1周した方がいいですね。

 

さて、次は、フリータイムの残り。1時間ちょっとはありそう。

まずは、アイスクリームで休憩ですかね。

 

2019年12ドブロブニク フリータイム・買い物
へ続きます。

 

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2019年クロアチア他2国の旅10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食

2021-09-06 00:50:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅9ドブロブニク
アドリア海ミニクルーズ
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ

2019年6月27日
ルジャ広場へ

旧港から、私達がコーラとスプライトを飲んだ
カフェレストランの前を通り、
門をくぐってルジャ広場にやってきました。

アドリア海クルーズでちょっとほっとしたものの
陸地はやっぱり暑~い。

本日3回目のルジャ広場。

一度目は、ぱっと広場を見ただけでプラツァ通りを歩き、
二度目は、グンドゥリッチ広場の青空市を見て、旧総督邸(レクサー宮殿)へ。

この他にもルジャ広場の周囲には、スポンザ宮殿、オーランドの像、
聖ヴラホ教会や時計塔(鐘楼)、小噴水などがあり観光客で賑わっています。
奥には旧総督邸(レクサー宮殿)、その奥に大聖堂が続きますよ。

スポンザ宮殿

まずはスポンザ宮殿。

大航海時代、周辺の大国が植民地や奴隷貿易を拡大する中、
ドゥブロヴニク共和国は軍隊や奴隷制を廃止して
公正な商取引によって独自経済活動を展開していました。

1520年に建造されたスポンザ宮殿は、税関や銀行等
その経済活動の中心を担っていました。

公平な取引ができるドゥブロヴニクには
多くの商人が集まり、国は大いに栄えてたそうですよ。

そういえば。。アドリア海クルーズに行く前に、
スポンザ宮殿内の内戦戦没者記念室に
連れてもらってましたよね。。

という事は、ルジャ広場本日4回目かな。
4回に分けてルジャ広場の観光ということですね。

オーランドの像(柱)

ルジャ広場の真ん中にあるオーランドの像。
オーランドの柱とも呼ばれています。
剣を掲げた騎士の像があるのですが、只今修理中。
四方の幕に、それぞれ絵が描いてあります。

巻き毛で、謎めいた笑みを浮かべる
ヨーロッパで最もハンサムな英雄像の一つだそうで、
本物を見たかったな~。

オーランドの像は、公正取引の証とも言われ
彼が剣を持つ右腕の肘から手まで
(51、2センチメートル=1ラカット)が、
ドゥブロヴニク長さの基準だったそう。
取引した織物などはここで長さをチェックできたようです。

さすが、クリアーで公平な取引を目指す
ドゥブロヴニクですよね。

聖ヴラホ教会

オルランドの像の背中側にある聖ヴラホ教会。
ドゥブロヴニクの守護聖人、聖ヴラホを祀った教会です。

向うに見えているのは大聖堂のドーム。

聖ヴラホ教会の入り口の階段をステージとして使い、
音楽の演奏や色々な催し物がされることもあるそうです。

いいな~、聞いてみたい気がします。

時計塔(鐘楼)

プラツァ通りの東の端にある、高さ31メートルの時計塔。

タイル状に貼られた白い石、丸く可愛い時計版、
その上の鐘楼は、市街地のどこからでも見え町の目印になっています。


毎時、美しい鐘の音で時刻を知らせてくれます。

時計台の左横の門をくぐると、旧港に繋がるんですよ。

オノフリオの小噴水

時計塔の右横の小さな噴水は、オノフリオの小噴水。
オノフリオの大噴水はピレ門の横にありましたね。

確かに比べると小さくて可愛い小噴水ですが、
これも、大噴水を設計したイタリア人のオノフリオが
同じく設計しました。

イルカのレリーフが可愛いです。

カフェ・レストラン・グラッカカバナアルセナル

アドリア海ミニクルーズで紹介した大きなカフェレストラン
グラッカカバナアルセナルのルジャ広場側のテラス席。
反対側が旧港側になっています。

ここもガイドブックに載っている有名なお店ですよ。
行ってみたかったな。。

そして、この隣が先ほど行った旧総督邸です。

大聖堂(聖母被昇天大聖堂)

さて、総督邸の前を通り、今度はいよいよ大聖堂にやってきました。

大聖堂のドーム屋根修復中です。

大聖堂は、1192年に英国のリチャード獅子心王によって
建てられました。

1192年というと。。日本では鎌倉幕府が成立した年やん
と思いましたが。。

ちなみに、今の歴史の教科書では

1192年は、源頼朝が征夷大将軍に就き鎌倉幕府が完成した年。
1185年が、頼朝が幕府の制度を整え幕府が始まった年ということで、

「いいくに」つくろうが「いいはこ」つくろう鎌倉幕府になっているそうです。

知らなかった~。。

歴史だけは変わらないと思っていたのに、歴史も変わるんですね~。

。。って、関係ない話になってしまいました。

 

その後、1667年大地震で崩壊したした大聖堂は
1713年再建されました。

こちらは、大聖堂の側面です。

正式名称は聖母被昇天大聖堂。

中に入ると、高い天井の身廊、ドーム天井が見えています。

主祭壇の奥に16世紀のイタリア画家、ティツィアーノの
有名な祭壇画「聖母被昇天」が見えています。

ヴェネチア派の巨匠、ティツィアーノの「聖母被昇天」

ここで、ティツィアーノの絵画が見れるんですね。

そりゃ、アドリア海の向こうはイタリアのヴェネチアですからね~。
昔からイタリアとの交流があったのも頷けますよね。

 
こちらも祭壇画。

宝物殿(有料)には聖ブラホの遺骨を納めた聖遺物があり、
手の形をした容器には右手、冠型の容器には頭蓋骨が
収められているそうですよ。

クロアチアネクタイの「クロアタ」

ネクタイの発祥地は、クロアチアなんだそうです。
ヨーロッパの国々ではネクタイはクラヴァット と呼ばれ、
この言葉は「クロアチア人」を意味する「クロアト」
からきているそうです。

クラヴァットの本家としてネクタイ専門店「クロアタ」(CROATA)
というクロアチアのブランドが有名なんだそう。

添乗員さんがお店を教えてくれました。

フリータイムの時に買いにこようか。。と私。

そやなと二つ返事の主人でした。

お土産・雑貨屋

最後に、ほんの少しだけ昼食までにフリータイムがあったので、
お土産屋さんを覗いてみました。

弟にクロアチアのサッカーシャツを頼まれていたので
あ。。あった~!と即買いです。

よく見ると可愛いバッグもいっぱいあったのね。
Tシャツに気がいってしまって、その時は気が付かなかったな~。

赤と白の格子のクロアチアTシャツ。
可愛いですよね。帽子も可愛い~。

ついでにショットグラスも見つけたので買いました。
買える時に買っておかないとね。

このショットグラス、グラマラスですよね~。
話題に1個買えばよかったかな。

 

昼食 Poklisar ポクリサー

そして、旧港に戻ってきてお昼ご飯。

あれ。。このお店って

私達が、もう、暑くて暑くて、
コーラとスプライトを飲んだお店です。

え。。おっ昼ごはんって、ここだったんや。

旧港桟橋のすぐ近く、海やボートがよく見える
立地条件抜群の地中海料理のレストラン、ポクリサー。
ツァーのランチによく使うお店のようです。

このテラス席。。私達が座っていた席です。

お昼ご飯は、店内で。

まずは、レモンビールで乾杯。
暑い日のお昼に飲むビールは美味しいね~。

シーフードの乗ったピザ半分と、たこのグリル。
たこのグリル美味しかったですよ。

デザートはレモンのジェラート、これが嬉しい~。

さて、ここからいよいよ2時間半ほどフリータイムです。
まずは城壁に登らないと。でも、買い物もしたいし。。

 

2019年 11ドブロブニク城壁巡り
に続きます。

 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
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ライブ結婚式

2021-09-02 00:05:55 | 日常日記

いつの間にか8月が終わり9月になってしまいました。

毎日暑い暑い~と思っていたのに、
今日の朝は、あれ。。ちょっと暑さがましなんじゃない。。

そうか。。

もう、9月なんやと納得。
毎日毎日同じ日々の繰り返しで、
月日の感覚が、今まで以上に麻痺していっています。

9月はうちにとって色々なイベント月。
でも、今の状況ではどうなることやら。。
9月。。少しでも楽しい事ができますように。

さて、7月の事なんですが。。
友人の娘さんが結婚式をあげました。

昨年ハワイでの挙式を予定していたけど、
世界的なコロナ感染でできなくて、
今年日本での挙式になったのだそうです。

それでもこういう時期なので、
出席予定者に濃厚接触者が出たり、
ちょっとでも体調が悪いとお式に出られなかったりで、
出席者が減っていったと聞いています。

そこで、そういう人たちのために企画されたライブ結婚式。

You tubeで、許可された人だけライブ結婚式が見られるのです。
友人が、よかったらみてねとアクセスURLを送ってくれました。

私は、出席予定者ではありませんが、
もちろん喜んでライブ結婚式を見せてもらいました。

チャペルの大きなガラス窓の外に見える緑の木々。

裾の長いゴージャスなウェデングドレス姿の娘さんは
驚くほど友人に似ていて美人さん。
お相手は背が高くて優しそうな男性です。

友人の留めそで姿も時々ちらっと見えて、
ライブで結婚式をみせてもらえるなんて。。と感激でした。

二人の誓いの言葉。。


指輪の交換。。

まるでその場に一緒にいるようで、
私は、10年以上前の長男夫婦の結婚式を
ちらっと思い出していました。

 

たまたま結婚式を予定していた時期がコロナ感染と重なり
不安で悔しくて辛い時期を過ごしたこともあった新郎新婦さん。

船出はちょっと大変だったけど、
これから二人で進んでいく未来には、
穏やかで幸せな大海原が広がっていると思います。

時には、雨や台風で大変な時もあるでしょうが
コロナ期を手を携えて乗り越えるお二人には
少々の困難には負けない強さが備わっているはず、

お二人の未来に幸あれと祈りたいと思います。

 

でも。。

これからの結婚式はこういう風になっていくんでしょうね。

後から録画を見るのとは違って、
今、行われている結婚式をライブで見れるっていうのは、
臨場感があって本当に素晴らしい~。

これなら、遠く離れた所に住むおじいちゃん、おばあちゃん、
友人の皆さんにも見てもらえますよね。


コロナはこの世界のすべての人の人生に大きな影響を与えました。
そのほとんどは、苦しみや悲しみ、絶望に繋がるものでした。

でも、テレワークの働き方改革やオンライン授業ミーティング、
それに、ライブ結婚式という未来に繋がる企画など、
悔しいけど、コロナの影響で早まった物もあるかもしれませんね。。

それにしても。。

コロナ感染、いつになったら収まるのでしょう。。
去年の今頃も同じ事を思っていたのにね。

いつもご訪問ありがとうございます。    

 たんぽぽのお花
ぽちっと押してくださいね。


海外旅行(ヨーロッパ)ランキング

 主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。

また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。 

ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。 

 

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