寒 気が南下して日本海沿岸に吹雪と降雪注意報が出される季節となりました。
この季節になるとどっと水揚げされるのが「鱈(たら)」です。この漢字は江戸時代に日本で作られた文字で魚ヘンに雪で、よく感じがで出てます。
「たら」と訊いたら食べたくなるのが「ちり鍋」です。「ちり鍋」はポン酢」ですよね。そして、燗を付けた日本酒がよく合います。気の合った友人とオーバーの襟を立てたまま、小料理屋に入って「ちり鍋」を注文、燗を付けた日本酒の2合徳利を2~3本頼んで「鱈」の肉をつつく。豆腐や白菜もあまり煮過ぎないものをつまむ。もう、想像しただけで唾液が流れ出し止まりませんな。この季節の最高の道楽です。
この老人ホームでは、とてもかなはぬ夢ですが・・・・。ポン酢と燗を付けた日本酒もよく合います。口の中でお互いの長所を引き立てあうと云いますか、風味が鼻に抜ける時の感触がたまりません。(T)