鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1387回】 素直で真面目なスタッフさんばかりの会社だと・・・

2014年10月18日 | 住宅コンサルタントとして
お付き合いを初めて、まだ半年強のクライアント様に先日、お伺いしていました。

これまで会社として、お客様に対する考え方、基本的な心得については
しっかりと社長自ら社員さんに教育されていましたが、
型やスタッフ共有のツールに関しては、かなりのばらつきがある、と感じておりました。

ただ、社長をはじめ、スタッフの皆さんが本当に素直で真面目。
更に商品は素晴らしい性能に加え、コストパフォーマンスも抜群。
商品力と人間力で、これまでもかなり素晴らしい業績を出されていましたが、
私個人的には「もっと成果は出せるのでは?」とも感じていました。

そこで、この半年でいろんなご提案をさせていただいたのですが、
この2014年9月の受注が素晴らしいことに!

過去最高の記録を更新されたそうです。

消費増税前の駆け込み需要の受注を超える成果。
この時期に、本当に素晴らしいことだと思います。

この半年間でご提案させていただいたことは、
とにかく最低限の会社の型をつくること。
そして口頭だけでお客様に自社の考え方や商品をお伝えするのではなく、
目でお客様にお伝えする型をつくること。

この極めて基本的なことをお伝えさせていただいたのですが、
本当に皆様素直に取り組んで下さり、成果につながったのですね。

いつも思うのですが、業績を上げるための魔法なんてなく、
基本に忠実に、どこまでトコトン取り組めるかどうかで結果は決まります。

スタッフさんが素直で真面目。
決めたことをトコトン、愚直にやり切る。
ここが無いと、やっぱり成果につながらないのです。

スタッフさんを採用する際、とにかく素直かどうか?
真面目かどうか?
ここが重要です。

経験があっても、過去の成功体験が忘れられない。
自分にプライドがあって、新しい会社の考え方や手法に染まれない。
そういう人を採用しても、本当に難しいなぁと感じます。

素直で真面目。
皆さんの会社はそういうスタッフさんで溢れていますか?
コメント
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