鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2504回】 自分がもし、住宅の営業マンをやるとしたら・・・

2017年11月07日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事を通じて、素晴らしい経営者、営業マンと出会うことが出来ています。

本当に仕事ができる方のスタイルを教えていただくことも多々ありますから、
もし、私が住宅の営業マンをやることになったら、
どんな仕事の仕方をするかを考えてみました。

私は何でもそうなのですが、必ずモデルとなる方を決め、
その方の真似を徹底します。

私のモデルは、あの日本一の住宅営業マンT氏だったり、
保険の世界でトップクラスの営業マンのK氏です。

ですから、そういうスーパー営業マンの行動パターンを徹底的に真似てみて、
スーパー営業マンと自分の結果の差がなぜ起こるのかを分析し、
調整し、改善を繰り返し、自分なりのスタイルをつくっていくと思います。

基本的にスーパー営業マンは、自分が扱っている商品(家や保険)の説明なんて
大してしないものです。

お客様とコミュニケーションを深く取るきっかけとして、
商品を話題にすることはあったとしても、
そこからお客様が何が好きで、どんなことが趣味で、
今の住まいで困っていることは何か、など、
お客様のことを知りながら、お客様が気持ちよく話せるような空気をつくっていくでしょう。

そしてお客様が好きなお店や、最近やって楽しかったことなどを全て暗記し、
お客様が帰られた後、1週間以内に自分も体感し、
そうしたことをお礼状に書くでしょう。

そして定期的にお礼状を手書きで書いて、
更には2か月に1回、有益な情報満載の手作りのニュースレターをつくって、
自分のことを忘れられないようにすると思います。

ちなみに、自分がオススメした情報を元に
すぐに行動する人を嫌いになる人はいないと思うのです。

ですから、お客様が話して下さる全ての情報を記憶し、
お客様から信頼していただけるようになるために、やるべきことを愚直にトコトンやると思います。

お客様のお子様のこと、ペットのことなども、しっかりと記憶し、
お子様のお誕生日や受験の前には、何らかのアプローチをするでしょう。

こうやって、いつか家を建てる可能性があり、かつ顔が広くて人脈を持っている方を
とにかく100人つくることを目標に、コツコツとやっていくかと思います。

そして当然ながら、最新の商材や工法、デザインのこと、施工のことなどを学び続け、
会社に進言して、どこにも負けない家づくりができるような環境をつくろうとするでしょう。

更に、協力業者さん、職人さんと良好なコミュニケーションを取り、
日頃から感謝の気持ちを伝え、とにかく自分のお客様の家づくりがはじまったら、
気持ちよく仕事をしてもらえるような関係を構築しておくでしょう。

お客様が家を建てようと思った時、
そこからスタートしたら、いろんな会社の営業マンと同じです。

自分だったら、それよりも以前に勝負をつけておきたいなぁ、と考えるでしょう。


って、これ、日本一の営業マンT氏の受け売りなんですけど・・・。

以上、長い長い独り言でした。
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