鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3113回】 驚異的な数字

2019年07月09日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様のトップ営業マンは、

10年連続で20棟以上、注文住宅を契約されています。

 

しかしながら、ついに今年、個人での受注は止め、

店長として店全体の受注を高める仕事に専念することにしたそうです。

 

そして店長として店全体の数字を高めるために、

いろんな工夫をされているのですが、

商圏人口25万のエリアで、

6か月での店全体の受注が47棟という、あり得ない数字。

(もちろん、全て注文住宅です)

 

超一流の営業マンは、超一流の店長でもあったのです。

 

これだけの成果を出されているのに、

昨日、私におっしゃったのは、

 

「もうちょっとやりたいんですけどね・・・」

 

というお言葉でした。

 

部下6名を束ね、6名のマネジメントをしているだけではなく、

会社の新人全体の営業研修もおこなったり、

幹部として会社の会議にも参加されたりと、

営業活動だけしている訳ではないのにこのパフォーマンス。

 

もう本当に頭が下がります。

 

それなりに能力はあるのに、大して成果を出さない営業マンは、

 

「ウチは本業以外の仕事が多すぎなんですよ」

「ウチの設計はセンスがイマイチなんですよね」

「工務の段取りが悪くて、結局営業が火消にいかないと・・・」

 

と社内の愚痴ばかり言うタイプ。

 

基本、運気を下げる言葉を吐きまくり、

己の感情をところ構わず出しまくる。

 

だから社内の人望もそれほどないのですね。

 

しかしながら、超一流のビジネスパーソンは、

そんな愚痴を一つも言わず、

どれだけ忙しくとも、自らやるべき業務をコツコツこなし、

部下の成長もしっかりと考え、仕事をされているのです。

 

その姿は、本当にかっこいいのです。

 

13年に渡り、このスーパー店長を拝見してきましたが、

本当に成長著しいというか、この先もどこまで成長されるか、

個人的に楽しみにしています。

 

ありがたいことに、弊社のクライアント様には

若くて超一流のビジネスパーソンが結構おられます。

 

この方たちから、私自身も刺激を頂戴し、

ワクワクしながら仕事をさせていただいております。

 

本当にありがたいことです。

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