鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3108回】 不調な時こそ原点回帰

2019年07月04日 | 住宅コンサルタントとして

どんな企業も、創業当時には確固たる信念だったり、

実現させたい夢があったと思います。

 

お客様に満足いただける商品やサービスを提供したい。

 

自社の商品やサービスを購入されたお客様に、喜んでいただきたい。

 

商売の基本とは、自社の商品やサービスでお客様の問題を解決することです。

 

すなわち、商売人は常にお客様をしっかりと見て、

お客様の心の声に耳を傾けなければならないのです。

 

しかしながら、受注が順調にいかなくなり、

数字に苦戦するようになると、数字、受注ばかりに関心がいって、

お客様の方に目や耳が向かない、ということが起こったりします。

 

人間、完璧な人はいませんから、

当然、数字が未達であれば、受注に関心がいってしまうでしょう。

 

お客様に満足していただけるような心のこもった対応をする。

良い家をつくる。

 

こうした基本を忘れがちになったりします。

 

だからこそ、経営者や上司は、受注が順調でない時こそ、

商売の基本を忘れないように部下を指導しなくてはなりません。

 

お客様は、商品やサービスだけを見て購入を決定する訳では無いからです。

 

不調な時こそ、基本に忠実に行きたいですね。

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