どんな企業も、創業当時には確固たる信念だったり、
実現させたい夢があったと思います。
お客様に満足いただける商品やサービスを提供したい。
自社の商品やサービスを購入されたお客様に、喜んでいただきたい。
商売の基本とは、自社の商品やサービスでお客様の問題を解決することです。
すなわち、商売人は常にお客様をしっかりと見て、
お客様の心の声に耳を傾けなければならないのです。
しかしながら、受注が順調にいかなくなり、
数字に苦戦するようになると、数字、受注ばかりに関心がいって、
お客様の方に目や耳が向かない、ということが起こったりします。
人間、完璧な人はいませんから、
当然、数字が未達であれば、受注に関心がいってしまうでしょう。
お客様に満足していただけるような心のこもった対応をする。
良い家をつくる。
こうした基本を忘れがちになったりします。
だからこそ、経営者や上司は、受注が順調でない時こそ、
商売の基本を忘れないように部下を指導しなくてはなりません。
お客様は、商品やサービスだけを見て購入を決定する訳では無いからです。
不調な時こそ、基本に忠実に行きたいですね。