優秀な経営者に共通するのは、決断力と実行力が抜群ということです。
個人的には、経営力とは決断力と実行力だと思っています。
何に取り組み、何をやめるのかを決断するためには、
日頃から情報収集に勤しみ、市場の変化を掴んでおかなくてはなりません。
そしてその情報を分析し、決断できる状態を日頃からつくっておくのです。
そして、決断したことを維持でも実行していくのです。
世の中に多いのは、決断はできるものの、実行力が劣る経営者。
決断したことを実行することが、なかなか出来ないのですね。
中小企業の場合、
トップが決断したことを忠実に実行できる優秀なスタッフは
そんなに簡単には採用できません。
だから重要になってくるのは、トップそのものの実務力です。
決めたことを実行するために、誰がいつまでに何をするのか?
予定通り進まなければ、どうリカバリーするのか?
自ら実務をやる傍ら、スタッフさんの進捗も管理し、
場合によっては軌道修正をしなければなりません。
個人的にちょっとちがうよな、と思うのは、
自社のブランディングに真剣に取り組んでもいなく、
かつ採用にも真剣に取り組んでいない会社が、
「ウチには優秀なスタッフがいないから・・・」
ということ。
そういう会社に優秀なスタッフさんが来てくれる訳、ないのです。
いずれにしても、決定したことを実行する上で重要なのは実務力ですが、
この実務力というのは、圧倒的に量を若い間にこなすことで磨かれます。
私、日々のコンサルティングの準備の他に
1.調査報告書まとめ
2.チラシ制作(3社)
3.看板デザイン+ポスター制作
4.10月の講演の準備
などなど、複数の業務を常に抱えておりますが、
全然回っています。
それは、若い頃に圧倒的に量をこなしてきたから、というのと、
優秀なビジネスパートナーさんに恵まれているからです。
皆さんの会社には、決めたことを実行する実行力が備わっているでしょうか?