どういう商品を開発するか?
その商品の魅力をどのように発信していくか?
どうやって家を建てるお客様に来場していただくか?
来場していただいたお客様に契約していただくために
どういう手法で商談を進めていくのか?
優秀なスタッフの採用のために、どんなことに取り組むのか?
こうした手法・ノウハウは、業績を高めていく上で非常に重要です。
でも、こうした手法・ノウハウを習得することと
自社が良い会社になることは別ですし、
会社が成長することとも別です。
会社を成長させようと思うのであれば、
経営者はこうした手法・テクニックを習得するだけではダメで、
もちろん、営業や設計・現場管理やコストダウンなどの実務をして、
そこで満足していてもダメなのです。
経営者の仕事は経営です。
会社をより良くしようと思うのであれば、
そして会社を成長させたいのであれば、
トップは経営をしなければならないのです。
では経営者がやるべき仕事は何か?
ざっくりまとめると、下記のようになります。
1.事業計画を立て、理念、ビジョンを制定し、戦略を構築する
2.幹部や社員さん(もちろん自分自身も)が成長するしくみを構築する
3.新規事情・新商品・新サービス開発のため、外に出て学ぶ
4.自社のブランディング
5.社員さんが働きやすい環境や制度を整える
6.目標達成のために、各部署の仕事の進捗状況の確認
これらのことに取り組むのであれば、
経営者は実務なんてする余裕はないはずです。
実務だけをやって満足し、経営ができていない。
手法ノウハウだけを取得して満足し、経営ができていない。
停滞感がある中小の住宅会社に共通するポイントです。
より良い会社になるために、皆さんの会社は経営ができているでしょうか?