鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4719回】 コンビニに足を運ばない若者

2023年12月01日 | 住宅コンサルタントとして

コンビニに足を運ばない若者の比率が上がっているそうです。

(本日の日経MJの記事より)

 

スーパーが総菜を強化し、

ドラッグストアがドリンクを安く販売しています。

 

またお弁当や総菜などのバリエーションも

断然スーパーの方が多いし、何より安い。

 

更に閉店間際の値引き率も大きい。

 

ということで、総菜はスーパーへ、

そしてドリンク類はドラッグストアなどで

用を済ます方が多いようです。

 

この記事を目にした時、

個人的には「ホンマに?」と思いました。

 

ただ、コンビニを圧倒的に利用しているヘビーユーザーは、

40代~50代に多いそうです。

 

完璧に私はオッサンであり、

20代の方の価値観や気持ちが分かっていない、

ということが確定しました。

 

コンビニの定価販売の飲み物やパン、

お弁当を高いと感じる価値観を

若い世代の方は持っている比率が高い、と考えると、

あらゆる商品やサービスの価格帯を見直さないといけないのかも、ですね。

 

2024年の目玉の一つとなる、とある仕掛けは、

この若い世代の価値観にあっているかもしれません。

 

自分の感性や価値観は、

お客様のそれとズレているかもしれない、という感覚を

経営者やマーケティング担当者は

常に持っておいた方が良いでしょう。

 

そして何気なく利用しているお店なども

年齢層であったり、どういう人がどんな商品を買っているのか、

ということを見たりすることで、いろんな勉強になるのです。

 

「自分はズレているかもしれない」ということを

感覚的に持っていることで、

軌道修正もしやすくなり、変化に適応できるのです。

 

逆に自分の感覚は間違っていないと思っていたり、

過去の成功体験を忘れられない人は、

お客様の嗜好の変化、価値観の変化に適応できなくなります。

 

「自分はズレているかもしれない」という謙虚さを持っておきたいものです。

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