コンビニに足を運ばない若者の比率が上がっているそうです。
(本日の日経MJの記事より)
スーパーが総菜を強化し、
ドラッグストアがドリンクを安く販売しています。
またお弁当や総菜などのバリエーションも
断然スーパーの方が多いし、何より安い。
更に閉店間際の値引き率も大きい。
ということで、総菜はスーパーへ、
そしてドリンク類はドラッグストアなどで
用を済ます方が多いようです。
この記事を目にした時、
個人的には「ホンマに?」と思いました。
ただ、コンビニを圧倒的に利用しているヘビーユーザーは、
40代~50代に多いそうです。
完璧に私はオッサンであり、
20代の方の価値観や気持ちが分かっていない、
ということが確定しました。
コンビニの定価販売の飲み物やパン、
お弁当を高いと感じる価値観を
若い世代の方は持っている比率が高い、と考えると、
あらゆる商品やサービスの価格帯を見直さないといけないのかも、ですね。
2024年の目玉の一つとなる、とある仕掛けは、
この若い世代の価値観にあっているかもしれません。
自分の感性や価値観は、
お客様のそれとズレているかもしれない、という感覚を
経営者やマーケティング担当者は
常に持っておいた方が良いでしょう。
そして何気なく利用しているお店なども
年齢層であったり、どういう人がどんな商品を買っているのか、
ということを見たりすることで、いろんな勉強になるのです。
「自分はズレているかもしれない」ということを
感覚的に持っていることで、
軌道修正もしやすくなり、変化に適応できるのです。
逆に自分の感覚は間違っていないと思っていたり、
過去の成功体験を忘れられない人は、
お客様の嗜好の変化、価値観の変化に適応できなくなります。
「自分はズレているかもしれない」という謙虚さを持っておきたいものです。