昨日は東京で仕事でして、
仕事終了後、銀座のとあるお鮨屋さんに行きました。
そのお店、過去ミシュランの星も獲得しているお店で、
GoogleMapの評価も高いので、
それなりに期待していきました。
お店に着くと、お客様は私一人だけ。
「あれ、おかしいな・・・」と思っていたのですが、
とにかくお腹が空いていたので、
席に着いて飲み物をオーダーしました。
ドリンク代も、東京のお店でよくある、
ビール1杯1500円といったようなボッタくりではなく、
常識の範囲内での価格でした。
最初のヒラメのお刺身も抜群に美味しく、
さすがの名店だなぁ、と思っておりました。
そして食事をスタートしてから15分後くらいに、
お店に電話が1本入ったのです。
19時30分から2名、予約したいとの電話みたいで、
お店のスタッフが大将に確認し、予約を受けられていました。
そして19時30分前に、2人のお客様がお店に来たのですが、
日本人の通訳と外国人のペアだったのですね。
その外国人の方ですが、まあとにかく香水の匂いがキツイ。
更に通訳の日本人女性、かなりの品の無さで、
大きな声で外国人と英語で話をしているのですね。
私は食事の終盤に差し掛かっていたので、
とにかく早くお店を出ようと思い、
ピッチを上げて食べており、お会計を済ませました。
お店の味は、申し分なし。
しつらえも全然OK。
大将やスタッフさんの接客も問題なし。
でも、このお店の再訪は無いでしょう。
昨日の予約が私一人しか入っていなかった理由も
何となく理解できました。
高級店は、自店の格にあったお客様しか、
お店に入店させてはいけません。
場の空気を乱すお客様を
しかも当日予約で受け入れるお店には、
落ち着いて美味しい食事を食べながら、
良い時間を過ごしたいというお客様が
確実に離れていくことでしょう。
私が最近、イチオシの、滋賀県内にあるお店は、
他のお客様もおられますので、
大きな声での会話はお控えください、
ということを予約時やメニューの最初のページに
しっかりと明記されています。
だからいつお伺いしても、
素敵な雰囲気の中、食事ができるのです。
客園の悪いお店に、良いお客様は行かなくなる。
一流のお店を目指す上で、
絶対におさえておきたいポイントですね。