弊社のクライアント様で優秀な会社になると、
社長にいろんな質問をしても、
非常に詳細に答えていただけたりします。
社長は現場で実務をしている訳ではないのに、
結構詳細に把握されているのです。
更にそういう会社で、社長が幹部やリーダーを呼んで、
「そういえば、あの件どうなった?」
という確認をしているシーンを見たことがありません。
逆にコンサルの休憩中に、
幹部やリーダーが社長のところに行って、
いろんなことを報告して、アドバイスをもらったりしています。
もうこういう会社は、勝手に伸びていきます。
幹部やリーダーは、
「上司がどういう報告を求めているか?」
ということを分かっていて、
上司から確認される前に報告できる、ということは、
いろんな方と仕事をしていく上で、
「相手が何を求めているのか?」
ということを常に考えているのです。
相手の立場で物事を考えられる体質になっている訳です。
この相手というのは、社内であれば社長や上司になりますし、
商談のシーンではお客様になりますし、
日々の業務においては、例えば不動産会社さんとか、
金融機関の担当者立ったりする訳です。
関わるいろんな方のことを考え、
皆が気持ち良く仕事ができるよう、
確認される前にしっかりと報告ができる。
こんな気が利く人、関わる全ての人から信用され、
好かれるに決まっています。
だって、こういう人と一緒に仕事をすると、
ホンマに気持ち良いですもんね。
思いっきりマーケティング志向なのです。
こういう方は、かかってくる電話は非常に少なく、
上司からも部下からも確認されることが少ない。
だから、業務に集中して取り組めるため、
圧倒的なスピードで圧倒的な量をこなせるのです。
逆にお客様から「あの件、どうなりました?」と質問されたり、
不動産屋さんから「先週、ご紹介した土地ですが、
その後、どうなりました・・・?」というような質問をされいてる方は、
そもそも信用されないし、好かれないので売れないのです。
気が利かない。
自分のことでいっぱいいっぱい。
自分のことしか考えていない。
相手への配慮が足りない。
そういうビジネスパーソンが、
仕事で成果を出せないのは、
ある種、自業自得なのです。
皆さんは、上司に
「そういえば、あの件、どうなった?」
と確認されるような仕事をしていませんか?
上司は、こういうことが気になっているのでは?と
言われる前に察し、確認される前に報告していますか?