鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

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【第3432回】 若い間に勉強しておかないと、悲惨な40代となることを教える必要性

2020年05月23日 | 住宅コンサルタントとして

自分の頭で考えることや、

自分の将来をイメージしたり、予測したりする力が、

残念ながら欠けている人がいます。

 

答えを覚えるのが中心の教育を受けてきた、

日本教育の弊害と言えばそうなのですが、

この変化の時代、国や会社の指示に従ってさえいれば、

生活が安定し、幸せになれる、ということが崩壊しました。

 

あれだけ世界的に景気が良かったのに、

ウィルス一つでこのダメージを受ける訳です。

 

いつ自分が働いている会社が機能停止になったり、

家族に万が一のことがあるやもしれない時代なのです。

 

 

先日、30代の男性とお話をする機会があったのですが、

10年後、15年後、どういう自分になっていたいか、と質問をしても、

全く考えておられなくて、何も考えずに生きている感じでした。

 

更には老後の生活のことも何も考えていない。

 

「こうなっていたらいいなぁ、という将来像を教えて下さい」

 

と質問したところ、結婚して、良い車に乗りたい(ベンツとか)、

ということでしたが、今のままだと実現は難しいでしょう。

 

20代の間は、上司やお客様に可愛がられて、

指示を忠実にこなしていれば、必要としてもらえますが、

30代になると結果を出さなくてはならないのですし、

40代になるとチームをまとめ、組織で結果を出すような、

マネジメント能力が無いと、いろんな組織に居づらくなります。

 

40代になると、年下の上司とかも出てくるからです。

 

また恋愛についてですが、

特に男性は、30代になると、ただルックスやノリだけでは、

異性から必要とされにくいと思います。

 

人間的にいろんな経験を積み、

寛大さや知性などが伴っていなければ、

20代の頃のように異性からも必要とされなくなると思います。

 

20代の頃から一所懸命仕事して、学び続け、自分を成長させないと、

40代になって、会社からも異性からも必要とされなくなる、

悲惨な40代50代が待っている、ということを

若い男性にお伝えした方が世の中、良くなるよなぁ、と

個人的に思っています(←おせっかいおじさん)。


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