選択肢が少ないと、人間はじっくり比較検討できます。
AとB、どちらが品質が良いか?
コスパで見た場合、どちらが得か?
素材感はどっちの方が好みか?
スタッフさんはどちらのお店の方が対応が良いか?
結果、自分の意思で決断できるのです。
ところが、選択肢が自分のキャパを超えるくらいあると、
比較検討することが難しくなってきます。
結果、自分で決断できなくなり、
自分が信用する人のおススメで選ぶケースが増えるのです。
現代は情報に簡単にアクセスできる時代です。
だから何か一つ購入するにしても、
エンドユーザーはいろいろと調べ、
選択肢を多数、持つようになっています。
その結果、自分でご決断できる方もいれば、
キャパを超える情報を処理できずに、
信頼できる方のおススメにすがる方も増えています。
住宅業界においては、過去と比べて今、
紹介発生件数は増えていることが望ましいのです。
もし紹介が増えていない、むしろ減っているのであれば、
それは過去のOB様や今、建築中のお客様に
ご満足いただけていない家づくりをやっている可能性が高い。
契約してから着工までの対応、フォローに不備はないか?
そもそも商談中に営業マンができないことをできる、と言ったり、
さまざまな打合せの進め方やルールに問題がないか?
工事中の細かな報告ができているか?
契約時と比べると、お引渡しの際、あまりにあっさりしていないか?
などなど、自社の契約後からお引渡しまでのフローを見直し、
お客様満足度を高めていく必要があるのです。