仕事は、人から人へとつないでいくものです。
いわば、駅伝のタスキと同じ。
自分一人で完結する仕事をしているのは、
本当にごく一部の人だけで、
大半のビジネスパーソンは
自分の川上の方から仕事を引き継ぎ、
自分がやるべき仕事をやって、
川下の方につないでいくのです。
ここで大切なことは、
「自分のところで仕事を止めない」
ということ。
皆で一本のタスキをつないでいっているのに、
自分のところで流れを止めてしまっては、
次の方の精神的余裕を奪ってしまったり、
次の方の仕事の納期が短くなってしまう、
という事態になってしまいます。
今の時代、とにかく正解が常に変わっていくので、
仕事が止まってスピードダウンしてしまうことが、
何よりの損失となります。
自分のところで仕事を止めないようにしましょう。
また、経営者や役員、上司に対して、
現場のスタッフさんが、
「あなたのところで仕事が止まっていますよ」
とは、とても言えませんから、
人の上に立つ立場の方は、
自分でチームの仕事を止めていないか、
セルフチェックをする癖をつけましょう。