昨日のブログの続きみたいになってしまいますが、
日本人は判断力が欠けるような
骨抜きの教育制度の中で育っておりますから、
ついつい周囲の空気に合わせ、リスクを回避するように
判断しがちなのです。
(私は、なぜか昔から、自分の意見を持っていて、
親兄弟からも変人扱いをされています。
でも、仲は良いですよ、念のため)
もう、具体的な数字や理論に基づいての自粛ではなく、
空気読めよ的な自粛ムードが、日本に蔓延しています。
自粛ムードで三密を防ぐとか、大人数で密閉空間で会う、
ということは避けるべきだと思いますが、
中にはなぜか家づくりを中止したり、
会議や商談を延期するケースも増えている気がします。
弊社のクライアント様でも、
コンサルティングを自粛したい、というような意見を
いただいたりもしました。
そこで私は純粋に自分の意見を伝えました。
「本当にそのご判断で良いのですか?」
と。
「現状、やるべきことは、これだけありますが、
これに対し、しっかりとした対策を御社は打てていないと思います。
他のクライアント様は、こういうところまで進まれています。
今、この準備をしておかないと、
コロナ終息後、準備をしている住宅会社とは差が明確に出ます。
最終的なご判断はお任せしますが、
それでも中止でよろしいですか?」
すると「オンラインでお願いします」というご判断をしていただけました。
家づくりを検討されているお客様の中には、コロナの影響で
家づくりを断念しなくてはならないご職業の方も
おられると思います。
実際飲食業や観光産業の方は、致し方ないと思います。
でも、例えばコロナの影響がない業種にお勤めの方でも、
自粛ムードの空気に合わせて自粛したりする方もいると
クライアント様からお聞きしたりします。
なぜそういうことが起こるのかと言えば、
やはり自分の頭で考えるという思考力、判断力を削がれるような
日本の教育制度の被害者が多いからだと個人的に思っています。
とりあえず、周囲の空気に合わせとけ、みたいな判断をする方が
圧倒的に日本人は多いのです。
これ、右肩上がりの時はとても良いのですが、
今のような正解が無い時代には、
非常にリスクが高いと思っています。
そうしたことも分からず、
ただ空気に流されて判断をする日本人は非常に多いのです。
(首長、役人、経営者、ビジネスパーソン、主婦の方など)
空気感で延期を希望されるお客様には、こう言ってみましょう。
「本当にそのご判断でよろしいですか?」
もちろんその前に、今あなたが家づくりをすべき理由を
論理的にしっかりとお伝えした後で、言ってみましょう。
リスクゼロでは、生きられないという現実を
理解できていない方が、本当に多いのです。
そういう現状を少しでも変えていければと思い、
最近はこうした発信が増えてしまっておりますが、
ご容赦下さいませ。