人で差別化することが、これからの戦い方です。
人柄の良さ、接客力、おもてなし力などで、
ライバルに圧倒的に差をつける時代です。
おもてなし力を磨く上で、何が重要かというと、
それはおもてなしをする側が、
どれだけ一流のおもてなしを受けた経験があるか、
ということです。
自分自身が経験していない、
その価値を体感していないことを
お客様に提供できる訳が無いのです。
私が知っている、一流のオーベルジュの次期社長は、
とにかく身銭を切って一流のホテル・旅館に泊まりまくっています。
お客様との距離感であったり、
さりげないコミュニケーションの取り方であったり、
所作・話し方などを体感し、吸収しまくっています。
そして私が知っている一流の料理人さんも、
あちこちの名店に行きまくって、
とにかく料理や接客を研究しまくっているのです。
自分自身の体験量と研究量が、
一般的な方が想像している量の数倍、多いのです。
すなわち、圧倒的な体験量なのです。
机上でしか学んでいない方、
圧倒的に体験量が足りていない方の接客・おもてなしは、
どこか機械的・マニュアル的で、温か味が足りないのです。
オンは精一杯、仕事に取組み、
オフにさまざまな体験をするためにあちこちに行く。
こういうビジネスパーソンが伸びていくのです。
体験量、皆さんは足りていますか?