弊社は、今日から仕事再開です。
今年のお盆休暇は北海道で7泊、過ごしていたのですが、
改めて感じたのは、人のやさしさ、あたたかさこそが、
今後、ますます重要になっていくであろう、ということです。
礼文島の宿での感動のおもてなしの後、
私たちは利尻島に移動したのですが、
その利尻島の宿、とにかくネットでの評判は抜群だったのです。
で、実際、宿泊した訳ですが、
食事とか対応とか、全然問題はありませんでした。
でもこの宿に再び訪れるかと訊かれたら、
答えは「NO」一択でしかありません。
それは、その利尻島の宿のオーナー、スタッフさんの対応が、
マニュアル的で心がこもっていなく、
人としてのやさしさ、あたたかさに欠けていたからです。
実際、食事も宿の施設面でも、
利尻島の宿の方が上だったと思いますが、
礼文島の宿は、絶対再訪したいと思うのに対し、
利尻島の宿は、二度と行かないでしょう。
私たち夫婦は、年間で24回~30回程度、
旅をしているのですが、
繰り返し訪れたくエリアは限られています。
そのエリアには、大好きな友人が居て、
その友人に会うことが目的となって、
旅や視察の予定を組み立てるのですね。
また年間でかなりの外食もしますが、
ただ美味しいだけのお店は、
やはりリピートしたくなりません。
結局、人は人に魅せられ、人に引き寄せられる。
接客・おもてなしの本質は、
お客様の幸せや楽しさを心から願う気持ち、
そしてお客様に喜んでいただきたいという思い、
お客様に寄り添う姿勢などであり、
マニュアル・型を超えたところにあるよな、と
今回の旅で改めて感じることができました。
商品知識をつけたり、営業トークを磨くことも重要ですが、
心の在り方、スタンスがベースにしっかりとあってこそ、
こうした部分が活きてくるのです。
お客様への姿勢、皆さんは大丈夫でしょうか?