鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3698回】 信じる力

2021年02月13日 | 住宅コンサルタントとして

今の時代、勝つ会社は、

その会社と関わっている人が、

 

「ここで働かせて下さい!」

 

とお願いされる会社だと思います。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様も、

建築中のお施主様が採用のエントリーをされ、

入社されておりました。

 

周囲の人が、引き寄せられる。

関わる人が、皆、魅力を感じる。

 

こういう会社になるために重要なのは、

やはりトップの考え方や人間性なのです。

 

その特徴をまとめると、下記のようになるかと思います。

 

・社員さんを家族や我が子だと思っている

・社員さんの成長や幸せを心から願っている

・社長や幹部と現場のスタッフさんとの距離が近い

・トップが人を信じる力が強い

・トップがおもてなし力が高く、人に喜んでもらうことが大好き

 

経営者がこのようなタイプの場合、

社内は一体化し、あたたかい家族のような雰囲気となります。

 

その中でも、特に大きいのは、

 

「人を信じられる力」

 

だと思います。

 

コンサルをやっていると、

こちらのことを本当に信用して下さっているかどうかが、

ぶっちゃけ、分かります。

 

こちらの提案を信じてやってみよう、と思って下さる。

弊社が企画することは、とにかく参加しようとして下さる。

 

損得なんて関係ない、強固な信頼関係が構築されます。

 

こういう会社に共通するのは、

このコロナ期でも、訪問させていただくと

ウェルカム感が全く変わらなかったことです。

 

こちらのことを信じて下さっていると感じますし、

ますますお尽くしできるように頑張りたいと思えます。

 

そしてトップの信じる力が強い会社は、

やはり社内が明るくなりますし、

関わる方皆が、自分を信用してくれていると感じるので、

「一緒に仕事がしたい!」と思うようになるのでしょう。

 

逆に信じる力が高くない会社は、

すごく距離感を感じますし、

メリットが無くなれば、お付き合いも終わるだろうな、

と相手の方にも思われているのです。

 

こういう会社に、人は引き寄せられないのです。


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