今のままでは、自分は通用しない!
と感じたビジネスパーソンが、
本を買って読んだり、セミナーに参加したりして、
自らの習慣や行動を変えようと努力する。
それは、素晴らしいことだと思います。
何とか頑張って続けているものの、
2週間経過しても、1か月経過しても、
仕事における成果がなかなか出ない。
そうこうしているうちに、
努力しても無駄だと感じて
これまでの習慣に戻る。
こういうタイプのビジネスパーソンは、
ひょっとしたら多いのかもしれません。
成功している人に共通するのは、
努力に即効性がない、ということを理解していて、
愚直に努力を続けることができた、ということと
努力する方向が間違っていない、ということなのでしょう。
今、私は、野村克也監督の著書、
「野村克也 全語録~語り継がれる人生哲学」
という本を読んでいるのですが、
その中で野村克也さんが
「努力に即効性はないが、努力は裏切らない」
「正しい努力」と「正しくない努力がある」」
ということをおっしゃっています。
スポーツの世界でも、料理の世界でも、
そしてビジネスの世界でも、
これらは共通することなのだと思います。
凡才が一流になるためには、
正しい方向で日々の努力を継続するしかない。
そこを理解し、努力を継続し、
自分を成果成長させることができたビジネスパーソンが、
必要とされ、稼ぐことができ、
結果、守るべきものを守る力を有するのです。
努力には即効性がないことを承知しておきましょう。