今、全国各地の人気エリアで、
土地の価格が上昇しています。
顕著なのは、札幌市と福岡市、およびその周辺、
そして仙台市とその周辺が
日本で最も地価が上昇しているエリアです。
それら3つの都市に沖縄県と愛知県を加えた5県が、
日本における公示地価上昇率トップ5です。
更にこれから、熊本市近郊なども
地価上昇していくことでしょう。
土地価格の上昇に加え、
木材や建築資材の価格高騰もあって、
札幌や福岡、仙台近郊で注文住宅を建てる方は、
土地+建物で4000万~4500万が
最低ラインとなってきています。
建物にこだわる方だと、4500万~5000万。
4500万円をお借りして、返済していける方が、
我々のお客様となる、ということです。
別の言い方をすると、
ビジネスの世界で成功され、稼ぐ力のある方が、
我々のお客様である、ということ。
こういうお客様を対応させていただく我々は、
どんな準備を日頃からして、
どんな人間であるべきか、ということを
考えたことってありますか?
例えば、我々がお客様だとして、
単価3000円の居酒屋さんと
単価3万円の高級店のスタッフさんに
求めるレベルが違うように、
土地や住宅の価格が上昇している今、
我々住宅業界の営業マンに求められるものも
変わってきていると思います。
ビジネスの世界で成功されている方がお客様ですから、
例えば日経新聞を読むとか、
東洋経済を読むとか、
読書をしたり、歴史を学んだりと、
日頃から教養を身につけておいた方が良いと
個人的に思っています。
一流の靴や一流の文房具、時計などの知識も
最低限、習得していた方が良いですよね?
それは、自分が好きとか嫌いとか、どうでもよく、
自分たちのお客様がどういうレベルの方か、
ということを理解できれば、
行動が変わっていくはずなのに、
自分を曲げず、自分が好きでない勉強をしない営業マンも
ある一定数、存在する訳です。
契約をいただけないのは、
己の知識や教養、人間力不足なのにも関わらず、
集客数が少ないせい(=会社のせい)や、
世の中の景気のせい、
更には自社のコストが高いせい、というように、
他人に責任を転嫁したりする訳です。
話にならない営業マンが、ある一定の割合で存在します。
お客様が求めているものは何か?
そこに関心を持ち、
お客様に選んでいただけるよう、
自らを進化させていける営業マンこそ、
必要とされ続けるのです。
そういう営業マンを目指すことができていますか?