鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3391回】 都会から地方へ

2020年04月12日 | 住宅コンサルタントとして

東京都内における、コロナ感染者数が2000人を突破しました。

 

人口密度が高く、お店やオフィス、学校や保育園、病院など、

とにかく人と人が濃厚に接触せざるを得ない環境です。

 

一方、地方都市の中で人口が少ない県は、

やはり感染者数は少ない。

 

特に岩手県はまだゼロなのです。

 

コロナウィルスの脅威が広がる中、

わざわざ人と会わずとも仕事ができることを知った日本人。

 

東京などの都会に住まなくとも、

地方都市で広い土地、広い家でのびのび暮らすことを求める人が

これから先、増えていくような気がするのです。

 

私自身、東京や大阪に住む気は全く無くて、

琵琶湖と比良山という、湖と山が見え、

四季の変化を感じられるところにしか住みたくないです。

 

そして人込みが嫌いで、車の渋滞も嫌い。

 

こんな価値観を持った人が、増えていくのではないかと思います。

 

ということは、地方都市で住宅事業を行っている会社は、

地元のお客様に対するマーケティングだけでなく、

都心に住む方向けに、その地の魅力と自社の魅力を伝えていくと、

これはまた面白い展開になるかもしれません。

 

私の自宅がある滋賀県の良いところをもし私がPRしたら、

住みたいと思う方が結構いる、と個人的には自信があります。

 

自治体の、マーケティングのセンスが無いおじさんがやってもダメで、

その地に住む感性がある方が魅力を発信することで、

IターンやUターンのご家族と

良いご縁をつくることができるかもしれません。

 

そしてそういう人向けにやっている発信は、

実は地元のお客様にも非常に良い印象を持っていただける、

そういう効果も出てくるでしょう。

 

地方のチャンスは、増えていくと個人的に思っています。


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