鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4214回】 前期の課題を今期、クリアできる会社は地力がある

2022年07月14日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界では、ほぼすべての会社で

来場されるお客様が減っています。

 

その理由は、ここ最近の物価高と

その物価高と比較すると収入が上がっていないため、

マイホームを建てる気になれない方が増えていることと、

住宅価格の上昇、更には土地価格の上昇により、

相場感が変わってしまっていることが大きいです。

 

業界内において、非常に優秀な

弊社のクライアント様を見渡しても、

来場数は昨年と比較すると下がっています。

 

ところが、契約棟数に関して言うと、

全く減っていない、というか、

大半のクライアント様で受注は好調です。

 

ここに来て、来場数からの契約率が、

各社様、本当に上がっていることが大きいのと、

紹介が非常に増えていることが要因です。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様も、

来場数は減っているのですが、

契約は非常に順調に推移しています。

 

その結果ももちろん素晴らしいのですが、

私自身が凄いなぁ、と感じているのは、

前期の課題が、今期、しっかりと解決されていることです。

 

前期の終わりに、プロセスの分析をしていただき、

前期の課題をリーダー以上で共有していただきました。

 

その上で、今期、その課題をクリアするために、

各課でそれぞれ、取り組んでいただき、

その成果が数字に現れている。

 

ただ単に、受注が良いから、ということではなく、

PDCAがしっかりと回って課題がクリアできていることが、

本当に素晴らしいのですね。

 

前期の課題がクリアできていること。

育って欲しい社員さんが、成長されていること。

 

結果、クライアント様の地力が上がっていること。

 

足腰がしっかりとした経営を

各社様にしていただきたいと思っているので、

こういう結果は、本当にうれしく思います。

 

そして集客減に対しての一手も

確実に打っていただいているので、

今期も来期も、良い結果になるでしょう。

 

前期のクリアを今期、クリアできる会社は強い。

 

皆さんの会社もそうなっているでしょうか?

 


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