鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3820回】 業績が上がる前兆

2021年06月15日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただいて、16年。

 

いろんな会社さんとお付き合いをさせていただく中で、

たくさんの経験を積ませていただきました。

 

そんな中でいくつかの法則が自分の中にあるのですが、

そのうちの一つが、

 

「研修等に参加する際の、

スタッフさんの聴く姿勢が良くなると、

その会社の業績が上がる」

 

という法則です。

 

社内であったり外部であったり、

良い会社で勤めさせていただいていれば、

いろんなことを学ぶ機会があります。

 

その際、スタッフさんの聴く姿勢が、

斜に構えていたり、集中力が欠けていたりする会社は、

まず業績が上昇しません。

(中には、経営者や役員の姿勢に

問題がある会社もありましたが、

そういう会社は論外です)

 

お客様の求めていることに

自社の商品や接客、サービスが適応しているからこそ、

業績が高まる訳です。

 

お客様の求めることは常に動きますから、

提供する我々も常に変わらなくてはならない。

 

大抵の方の場合、自分がベストだと思うことを

お客様に対して実施している訳ですが、

自分が正しいと思っていることが、

実はお客様のニーズとズレているから

現状、結果が出ていないのです。

 

だから、自分が正しいと思っていることとは

違う考えや手法を受け入れ、

それをヒントに自分を変えていなかくてはならないのですが、

素直でない人、聴く姿勢ができていない人というのは、

自分の意見が絶対に正しく、

自分とは異なる考え方や事例を拒否するのですね。

 

ゆえに、聴く姿勢が悪くなり、

変化に適応できなくなるのです。

 

自分が知らないこと、

自分がこれまで正しいと思っていたことと

ちょっと異なる考えなども、

変なフィルターを通さず、一旦そのまま受け入れる。

 

こういうことが出来るようになった会社の業績が

向上していくのです。

 

だから聴く姿勢を見れば、その会社の未来が分かるのです。

 

皆さんの会社の聴く姿勢は、どんなもんでしょう?


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