【第１６７４回】 惹きつけられるホテル

仕事柄、年間１５０～１８０泊ホテルに宿泊する生活を１０年間続けていますし、
海外でも２０以上のホテルに宿泊していますが、
今のところ、自分の中で最も気に入っているホテルがあります。

そのホテルに行くと、何よりも食事と温泉（岩盤浴含む）が最高で、
部屋から見る景色、更には敷地内のお庭が美しい。
更にスタッフのサービスも安定しているので本当に頭と心と体を休められるのです。

そのホテルに来ております。

気になる方は、Ｉｎｓｔａｇｒａｍで私のサイトをご覧下さい。

一度来て以来、やみつきになってしまっていて、
定期的に利用させていただいています。

さて、このホテルになぜ私が何度も足を運びたくなるのか？
更には私は個人的に思いませんが、ディズニーランドやＵＳＪに
何度も行きたくなる人が多いのは何故か？

繁盛しているお店、ホテル、施設、更にはメーカーにも共通しているポイントは何か？

皆さんは考えたことがありますか？

答えは簡単です。

常に変化していて、常に話題を提供してくれていて、
ただでさえ心地よいのにそこに再び行きたくなるような動機づけをされるからです。

このホテルも、今回はイタリアンレストランの全面改修、
更に夜はこれまでイタリアンと和食の２つからのチョイスだったのが、
今回からそれに寿司も加わり、３つの中からディナーを選べるようになったのです。

イタリアンも単純なイタリア料理だけでなく、バスク地方の料理も味わえるとのことで、
これまた食べるのが好きな私には溜まりません。

このように、ベースとなる部分は非常にレベルが高くて安定している。
そこにほんの少し変化があって、定期的に話題性を提供してくれると
人は再び行きたくなるのだなぁ、と思います。

そしてこれこそが商売を継続していく上で大切なことなのです。

業績が良い時に次の一手を打つ。
本業のベースの部分の品質を改善してより高いレベルのものを提供しながら、
真新しさを感じていただけるような取り組みをおこなっていくのです。

住宅会社も見習わなくてはなりませんね。