鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3120回】 ありがたいことに、素敵な方とつながっていく

2019年07月16日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事をさせていただく中で、

本当にありがたいことですが、

いろんな方と知り合うことができたり、ご縁を頂戴できたりします。

 

私自身は、学歴なし、お金なし、コネなしで社会に出た訳で、

取り柄と言えば、体がタフで量を人よりも圧倒的にこなす体力があっただけで、

それ以外は何も無い訳です。

 

そんな自分でも、気がつけばいろんな方とお仕事をさせていただいたり、

気軽に連絡を取らせていただけるような関係を持たせてもらったりと、

何だか今でも本当にラッキーでありがたいな、と思っています。

 

昨日、北海道を出て、あるエリアに立ち寄らせていただきました。

 

とある業界では、非常に有名な方で、

テレビにも何度も出演された、経営者にお会いするためです。

 

何故か今年に入り、ご連絡をいただき、

何度か会わせていただいて、昨日に至った訳ですが・・・。

 

結論から言うと、一緒にお仕事をさせていただくことになったのです。

 

これもいろんな方とつながらせていただいた、そのおかげでございます。

 

自分が何かを意図的に動いた訳では無く、

ただクライアント様にお役に立つために、いろいろと動いていく中で、

異業種で非常に有名な方とご縁を頂戴できたりする訳です。

 

そしてそういう方は、何故か人としても素晴らしいのです。

 

昨日、私、時間は余裕を持っていたのですが、

待ち合わせの場所を間違えるという失態をおかしてしまいました。

 

でも、私が間違ってお伺いした本社におられたスタッフさんが、

すぐにご自身のお車で私を正しい場所まで送って下さり、

遅れたにも関わらず、その会社の幹部の皆様があたたかくお出迎えをして下さった。

 

商談の間も、非常に好意的な空気を作って下さり、

住宅業界をより良くし、かつ地域社会の発展につながる方向で、

これから仕事をさせていただくことになりました。

 

一所懸命、仕事に打ち込んでいると、

応援して下さる方が増え、勝手にネットワークが広がっていく。

 

仕事とは、何と素晴らしいことなのでしょう。

 

この仕事をさせていただくこと、本当にありがたいです。

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【第3119回】 素人の自覚があるからこそ・・・

2019年07月15日 | 住宅コンサルタントとして

私、学生時代に建築を学んでおりません。

 

もちろん、経営のことも学んでおりません。

 

父は普通のサラリーマン、母は専業主婦。

 

身内に経営者が一人もいない、生粋の平凡な一族です。

 

そんな自分が、住宅業界にどっぷりと浸かって仕事をさせていただき、

かつ経営に関するサポートをさせていただけるようになるとは、

今でも本当に不思議だなぁ、と感じています。

 

建築の素人でもあり、経営の素人であるという自覚が、

この仕事をさせていただいた時からバリバリあって、

今でもまだまだ素人に毛が生えた程度だと思っています。

 

だから、素敵な住宅をつくられている会社があると知れば、

そこに足を運んで徹底的に見学させていただく。

 

素人目線でいろんな住宅を見て、

どういう点がウケているのかを自分なりに噛み砕いて理解する。

 

ここで重要なのは、私が良いと思うかどうかではなく、

世間一般の消費者、それからある特定のターゲットの顧客にとって

その家が支持されるかどうかということです。

 

更に経営のことなど、何も分かっていない状態で

この仕事に就かせていただきましたから、

財務が良い会社、資金繰りが良い会社になるには何が重要か?

伸び続けるためには、どういう手を打たなければならないのか?

こうしたことも先入観無く、成功している会社の事例を分析し、

経営的判断のポイントなどが分かるようになってきたと思います。

 

でも、今でも建築に関して、それから経営に関して、

まだまだ素人の自覚があります。

 

素人の自覚があるから、素直に学び続け、研究し続けられる。

 

その一方で、研究の結果、

住宅業界において成功する為に何が必要なのか、

ということについて、圧倒的な自信もあるのです。

 

このバランスがなかなかいい塩梅になっていると個人的に感じております。

 

これからも素人感を忘れることなく、精進していきたいです。

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【第3118回】 夫婦揃って、憧れのご夫婦との会食

2019年07月14日 | 住宅コンサルタントとして

一昨日の夜、クライアント様のところを出て、

北海道に入りました。

 

目的は二つ。

 

一つは、個人的にファンでもありますし、

将来、北海道に戻ることがあれば、

家を建てていただきたいと思っている住宅会社さんの建物を拝見し、

最新のトレンドを学ばせていただくこと。

 

そしてもう一点は、私たち夫婦の憧れでもあり、

大好きなご夫婦とお会いすること。

 

昨日は朝からレンタカーを借りて、

モデルハウスや見学会場を3件回らせていただき、

しっかりと勉強をさせていただきました。

 

スキップフロアの本当の魅力。

意匠設計の奥の深さ。

プライバシーを確保しつつも開放的な配置&外構計画。

 

本当にたくさんのことを学ばせていただきました。

 

そして夜。

 

憧れのご夫婦と待ち合わせ。

 

約一年ぶりの再会でしたが、

もうご主人も奥様も本当に素敵で、

お二人の生き方やお互いへの思いなんかを聞いているだけで、

本当に勉強になりました。

 

もともとは家内がインスタグラムで知り合った方なのですが、

今やハーブの世界では売れっ子さんで、

もう全てがメチャイケてるんです。

 

ご主人も本当に優しく、人間性も抜群で、

奥様をしっかりとサポートされている。

 

そしてハーブや植物の勉強のために、

定期的にいろんなところに行かれ、勉強されている。

 

ライフスタイルもすごく素敵で、

私たち夫婦揃って、このご夫婦の大ファンなんですね。

 

楽しい時間を過ごさせていただき、

また来年、お会いする約束もちゃっかりさせていただきました。

 

北海道は、社会人としての自分のベースをつくってくれた、

私たちにとって第二の故郷でもあります。

 

そして大切な友人がたくさん居て、

何年経っても皆、本当にあたたかいのです。

 

今年はスケジュールの都合で一回、

しかも札幌近郊しか回れてないですが、

また来年、しっかりと予定を組んで

旭川や北見も訪れたいです。

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【第3117回】 人づくりに真剣に取り組む会社が勝つ

2019年07月13日 | 住宅コンサルタントとして

社員さんの成長を願い、社員さんの教育に真剣に取り組む。

 

こういう会社が間違いなく、これからの時代、勝ち残ります。

 

どれだけ良い商品を開発しようが、

それをどれだけ安い金額で販売しようが、

どれだけマーケティングのセンスが現時点であろうが、

それらを扱うスタッフさんが人間的に二流では、

いずれライバルに追い付かれ、優位性が無くなってしまう。

 

情報化社会となり、何でもスマホで情報が収集出来てしまう現代、

どの企業も情報を市場に発信しなければ、

お客様に選んでいただけません。

 

ということは、企業が持つ大半の情報は、

ライバルも手にすることがそれほど難しくないということです。

 

商品も、ビジネスモデルも、マーケティングも、

ライバルがどういうことをやっているのか、

その調査は比較的簡単なのです。

 

その情報を活かして自社を改革できるかは、

経営者や経営幹部の柔軟性、マーケティングのセンスにもよりますが、

まあ頭が柔軟であれば、問題なくできるでしょう。

 

こうしたことが出来る会社は、それなりに集客が可能となります。

 

勝負は、お客様が来場して下さった、その先にあるのです。

 

ここから先は、営業マンをはじめ、スタッフさん全員が醸し出す空気感を

お客様は敏感に感じとり、どういう会社かを見極めていきます。

 

ここで人間性の向上に取り組んできた会社か、

それとも小手先のノウハウだけを追求してきた会社かがバレるのです。

 

こういうことが確実だからこそ、

クライアント様の人間力向上のために、

出来ることに取り組んでいきたいと思っています。

 

ちなみに昨日、お伺いさせていただいていたクライアント様は、

この点がバッチリなんです。

 

数年で、地域一番店になられることでしょう。

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【第3116回】 思い通りにいかない時は・・・

2019年07月12日 | 住宅コンサルタントとして

やるべきことはやっている。

でも、結果になかなかつながらない。

 

こうした事態は、ビジネスに真剣に取り組めば取り組むほど、直面します。

 

そういう時にどうすべきか?

 

 

私個人的には、うまくいっていない時ほど、

同時に3つ4つ5つと、手を打ちます

 

何をすべきか、考えることももちろん大切ですが、

基本的にどれだけ良いアイデアを思い付いたとしても、

実行しなければそれは価値ゼロであり、

考えることに何も価値は無いと思っているからです。

 

だから、とにかくさっさと考え、さっさと行動する。

 

自分からガンガン動き、流れをつくっていくのです。

 

そして流れを作ると共に、

非常に運気の強い方、ビジネスがうまくいっている方とも

積極的にお会いさせていただくよう、動き回ります。

 

ビジネスがうまく回っている方、運気のある方は、

そうなるだけの物事の考え方や行動ができていて、

かつ人間性が高く、いろんな方から応援されています。

 

そういう方と現状の自分とを比べ、

自分自身に欠けていることを掴み、

改善すべき点をとっとと改善する。

 

うまくいかない時には、ちゃんとした理由が存在するので、

その改善のために全力を尽くすだけで、必ず良い方向に進んでいきます。

 

思い通りにいかない時は、ひたすら行動量を増やす。

 

皆さんは思い通りに行かない時、どういう対策を打ちますか?

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【第3115回】 読書の習慣

2019年07月11日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社として、「圧倒的な人間力でライバルに勝つ」という方針で、

日々、クライアント様にお伺いしております。

 

そんな中、本当に素直で勉強好きなクライアント様は、

毎月提示させていただくお勧めの本を

次月、お伺いするまでに読み終えて下さるようになってきました。

 

即効性のある手法ではありませんが、

コツコツとランニングを続けるようなもので、

数年先には確実にライバルのスタッフさんよりも

人間力が高まっていると思います。

 

私がお勧めする本は、

実業の中で成果を出されている経営者の方が著者のケースが多く、

それを読み続けると商売で何が重要かが、

頭では無く心や体で分かってくるようになります。

 

ビジネスで成果を出されている方の

基本的な考え方や行動パターンは、

驚くほど共通しているのです。

 

そこに自分で気づいて、はじめて自分を変えようと思えるのです。

 

自分自身を変えるのは自分の意思であって、

どれだけ良い研修を受けようが、自分で変わると決断しない限り、

人は考え方や行動を変えられないのです。

 

自分で自分を変えなくては、と気づくためにも、

成功している人の本を読むことは重要だと個人的に思っています。

 

課題として提示した本以外にも、

自分で興味のある本を買って読むようになっていけば、

もう半分以上、成功したようなものです。

 

私自身もクライアント様にお勧めの本を毎月、提示できるよう、

良書を探し続け、読み続けたいと思います。

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【第3114回】 60代、70代が決めてはいけない

2019年07月10日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界におけるメインターゲット層は、20代~40代の子育て家族です。

 

会社としてさまざまな戦略を決定する際、大切なのは

この20代~40代のお客様の価値観や気持ちが分かる人たちが

決定を下さなくてはならないということです。

 

こんな当たり前のことを理解できず、

まだ最前線でいろんなことを決めたがる経営者もいたり、

 

「自分は若い世代に任せている」

 

と口では言いながら、

今でも重要なことに全て口を出し、自分の価値観で決断する

60代、70代の方が結構多いことに、

もう本当にあきれてしまいます。

 

20代30代の女性対象の服屋さんで扱う服を

全然洒落ていない60代、70代のオッサンが仕入して、

しかも店内にディスプレイしていたら、相当変なお店となり、

ターゲットとなるお客様から支持されないでしょう。

 

そんなことを住宅会社では平気でやってしまっているのですね。

 

投資の判断や経営管理、後継者育成など、

これまでの経験が活きる範囲で

経営の手腕を振るっていただく分には、全く問題ないのですが、

感性が非常に重要な商品戦略やマーケティング戦略、

モデルハウスのデザインやしつらえなどは、

お客様の価値観を理解している若手に委ねないといけないのです。

 

もしくは、自分がその部分も決断したければ、

自身の感性を磨いてメイン顧客の気持ちが分かるようにしなければいけない。

 

いずれにせよ、オッサンの感性で繊細な領域の決定はしないことが重要です。

 

歳を重ねると、誰も注意してくれません。

もしくは誰にも何も言わせないくらい、

権力で周囲を押さえつけてきた経営者もいるでしょう。

 

そして自分の老いと共に、ピントを外しまくっていくのです。

 

そうならないよう、自分が決める領域と

若い方に任す領域を決めておきたいですね。

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【第3113回】 驚異的な数字

2019年07月09日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様のトップ営業マンは、

10年連続で20棟以上、注文住宅を契約されています。

 

しかしながら、ついに今年、個人での受注は止め、

店長として店全体の受注を高める仕事に専念することにしたそうです。

 

そして店長として店全体の数字を高めるために、

いろんな工夫をされているのですが、

商圏人口25万のエリアで、

6か月での店全体の受注が47棟という、あり得ない数字。

(もちろん、全て注文住宅です)

 

超一流の営業マンは、超一流の店長でもあったのです。

 

これだけの成果を出されているのに、

昨日、私におっしゃったのは、

 

「もうちょっとやりたいんですけどね・・・」

 

というお言葉でした。

 

部下6名を束ね、6名のマネジメントをしているだけではなく、

会社の新人全体の営業研修もおこなったり、

幹部として会社の会議にも参加されたりと、

営業活動だけしている訳ではないのにこのパフォーマンス。

 

もう本当に頭が下がります。

 

それなりに能力はあるのに、大して成果を出さない営業マンは、

 

「ウチは本業以外の仕事が多すぎなんですよ」

「ウチの設計はセンスがイマイチなんですよね」

「工務の段取りが悪くて、結局営業が火消にいかないと・・・」

 

と社内の愚痴ばかり言うタイプ。

 

基本、運気を下げる言葉を吐きまくり、

己の感情をところ構わず出しまくる。

 

だから社内の人望もそれほどないのですね。

 

しかしながら、超一流のビジネスパーソンは、

そんな愚痴を一つも言わず、

どれだけ忙しくとも、自らやるべき業務をコツコツこなし、

部下の成長もしっかりと考え、仕事をされているのです。

 

その姿は、本当にかっこいいのです。

 

13年に渡り、このスーパー店長を拝見してきましたが、

本当に成長著しいというか、この先もどこまで成長されるか、

個人的に楽しみにしています。

 

ありがたいことに、弊社のクライアント様には

若くて超一流のビジネスパーソンが結構おられます。

 

この方たちから、私自身も刺激を頂戴し、

ワクワクしながら仕事をさせていただいております。

 

本当にありがたいことです。

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【第3112回】 量稽古は裏切らない

2019年07月08日 | 住宅コンサルタントとして

6月の中旬から、

 

2泊3日の出張(夜、家に帰宅して翌朝5時25分に出発)

8泊9日の出張(夜19時半に帰宅してジム、翌朝5時30分に出発)

3泊4日の出張(夜21時半に帰宅)

 

という感じでほぼ、家にいない半月を過ごしておりました。

(もちろん、全て仕事です)

 

休みはもちろんなく、家のベッドでも寝ておりませんでしたので、

もう体は限界で、熱は出るわ、腰痛と肩こりがすごいわで、

昨日は久しぶりに休みをいただき、マッサージに行ったり、

たっぷりと睡眠を取らせてもらいました。

(といいながら、チラシ制作と調査報告書制作、旅費精算と、いろいろやってました・・・)

 

私、あまり自分のスケジュールとか、

やっている仕事の量を話すことはありませんが、

働き方改革などクソ食らえで、

若い頃と変わらないくらいの量の仕事量をやっております。

 

プロ野球選手でもそうですが、

ベテランだからと言って練習量をこなせなくなったら、

すぐに通用しなくなるのです。

 

私自身、若い頃に「もう絶対に仕事では勝てない」と思う、

とても優秀な同期や先輩がたくさんおられました。

 

彼らに唯一勝てるとしたら、それは量でしかなかったのです。

 

ですから昔からひたすら量にはこだわってきました。

 

 

昨日、NHKのサンデースポーツを見た方は、

落合弘満さんが西武の山川選手と対談しているのを見たと思いますが、

やはり落合さんも現役の頃にはひたすら練習をされていたのです。

 

誰よりも量をやれば、必ず仕事は出来るようになり、

仕事で成果を出せるようになります。

 

量をこなして参りましょう。

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【第3111回】 経営力とは決断力と実行力

2019年07月07日 | 住宅コンサルタントとして

優秀な経営者に共通するのは、決断力と実行力が抜群ということです。

 

個人的には、経営力とは決断力と実行力だと思っています。

 

何に取り組み、何をやめるのかを決断するためには、

日頃から情報収集に勤しみ、市場の変化を掴んでおかなくてはなりません。

 

そしてその情報を分析し、決断できる状態を日頃からつくっておくのです。

 

そして、決断したことを維持でも実行していくのです。

 

世の中に多いのは、決断はできるものの、実行力が劣る経営者。

 

決断したことを実行することが、なかなか出来ないのですね。

 

中小企業の場合、

トップが決断したことを忠実に実行できる優秀なスタッフは

そんなに簡単には採用できません。

 

だから重要になってくるのは、トップそのものの実務力です。

 

決めたことを実行するために、誰がいつまでに何をするのか?

 

予定通り進まなければ、どうリカバリーするのか?

 

自ら実務をやる傍ら、スタッフさんの進捗も管理し、

場合によっては軌道修正をしなければなりません。

 

個人的にちょっとちがうよな、と思うのは、

自社のブランディングに真剣に取り組んでもいなく、

かつ採用にも真剣に取り組んでいない会社が、

 

「ウチには優秀なスタッフがいないから・・・」

 

ということ。

 

そういう会社に優秀なスタッフさんが来てくれる訳、ないのです。

 

いずれにしても、決定したことを実行する上で重要なのは実務力ですが、

この実務力というのは、圧倒的に量を若い間にこなすことで磨かれます。

 

私、日々のコンサルティングの準備の他に

 

1.調査報告書まとめ

2.チラシ制作(3社)

3.看板デザイン+ポスター制作

4.10月の講演の準備

 

などなど、複数の業務を常に抱えておりますが、

全然回っています。

 

それは、若い頃に圧倒的に量をこなしてきたから、というのと、

優秀なビジネスパートナーさんに恵まれているからです。

 

皆さんの会社には、決めたことを実行する実行力が備わっているでしょうか?

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【第3110回】 論理的に物事を考えるのが苦手な人の特徴

2019年07月06日 | 住宅コンサルタントとして

いろんなことにチャレンジしたいと考えているのに、

それが全く形にならない住宅会社は結構多いと思います。

 

どんなアイデアも、実行しなければ、価値はゼロであり、

アイデアを思いつくだけでは、何の意味もありません。

 

では、アイデアは思いつくものの、実行できない会社に共通することは何か?

 

それは論理的に物事を考える力が欠けているということです。

 

あることを実行するためには、どういう手順で進めていかなくてはならないか?

 

それらを進めていく上で、障害は何で、

その障害をクリアするには何をすればよいのか?

 

このように、論理的に物事を考えることができないのです。

 

 

では、論理的に物事を考える癖づけのためには、何が必要なのでしょう?

 

私個人的に思うのは、

何かを相手に伝えるのにとにかく書面で伝える癖づけを

することが重要なのではないか、ということです。

 

日頃から口頭でしかコミュニケーションを取っていないと、

論理的に物事を考えると言うよりも、思いつきで発言する癖がつきます。

 

一方、書面で自分の思っていることを相手に伝える場合、

書いたことを客観的にチェックすることで、

自分の言語能力の不足さに気づき、分かりやすく相手に伝えるよう、

言葉の組み立て方を考えなおします。

 

これが論理的に物事を考える癖づけになるような気がするのです。

 

私自身、最初に勤めさせていただいた会社で、

毎月、とにかく会議用の資料をつくりまくりました。

 

分かりにくい表現や論理的につじつまが合っていないことが資料に書かれてあると、

思いっきり上司や先輩に突っ込んでいただきました。

 

その結果、他の方が見ても分かりやすい資料がつくれるようになったと思っています。

 

書面にまとめるということが、論理的思考力を高めると個人的に思っています。

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【第3109回】 自社で商品を開発するよりも、自社に合う商品を探す時代

2019年07月05日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界は、業界全体として人を育てることが苦手です。

 

営業に関しては、未経験の方を採用しても

数年かけて一人前に育てられる会社は多いですが、

設計や現場監督を育てられる会社は、極端に少ない。

 

例えば設計業務に関して言えば、

着工前にどの種の図面をどれくらい詳細につくれば良いのか、

その基準が住宅会社ごとにバラバラだったりします。

 

自分たちでは、用意する図面はこの種類、この精度で十分だ、

と思っていても、実は現場では職人さんたちが

仕事がやりにくかったりするケースも多々、あるのです。

 

会社によって、容易する図面の種類も精度もバラバラ。

 

しかも着工前に全ての図面が揃わずにスタート、というケースもあるのです。

 

それらのしわ寄せが、全て監督さんに行くのです。

 

で、監督さんが現場で毎度、苦労をして、

結果ストレスが溜まって業界を去る、というシーンを多々、見てきました。

 

営業や設計、コーディネーターさんは転職の際、

同業に転職するケースが多いのですが、

現場監督に関しては、業界を去ることが多いのです。

 

だから、万年、現場監督が業界全体で不足しているのです。

 

 

これを解決するためには、何が必要か?

 

私、いろんな会社とお付き合いをさせていただく中で、

図面の精度が抜群に高い規格住宅のVCに加盟されている会社さんでは、

離職率が非常に少ない、ということを実感しています。

 

しかも規格住宅の場合、着工前に全ての商材を発注しなくてはならず、

それは本来の住宅業界のあるべき業務フローだったりします。

 

そして規格住宅に取り組む中で、仕事のまわし方が良くなり、

結果として注文住宅も難なくこなせるようになるのです。

 

業務の流れ、段取りが悪い。

現場がいつもバタバタしている。

工事をしながら、仕様を決めていくので、原価のコントロールができず、

粗利益率がかなり低下している。

 

そういう会社は、一度、規格住宅に取り組むと良いかもしれません。

 

そして自社で全ての商品を開発するのではなく、

自社に合った商品を見つけてくる時代になっていくことでしょう。

 

そうすることで、労働時間の短縮や生産性の向上につながっていくのです。

 

時代は変わりました。

 

注文住宅を段取り良くできる会社は、

その路線で突っ走っていただくのが良いですが、

段取りがイマイチの会社は、

規格住宅に取り組むべき時代だと痛感しています。

 

自社に合う商品をどこで探すべきか?

 

それはまた、ブログの中でご紹介したいと思っています。

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【第3108回】 不調な時こそ原点回帰

2019年07月04日 | 住宅コンサルタントとして

どんな企業も、創業当時には確固たる信念だったり、

実現させたい夢があったと思います。

 

お客様に満足いただける商品やサービスを提供したい。

 

自社の商品やサービスを購入されたお客様に、喜んでいただきたい。

 

商売の基本とは、自社の商品やサービスでお客様の問題を解決することです。

 

すなわち、商売人は常にお客様をしっかりと見て、

お客様の心の声に耳を傾けなければならないのです。

 

しかしながら、受注が順調にいかなくなり、

数字に苦戦するようになると、数字、受注ばかりに関心がいって、

お客様の方に目や耳が向かない、ということが起こったりします。

 

人間、完璧な人はいませんから、

当然、数字が未達であれば、受注に関心がいってしまうでしょう。

 

お客様に満足していただけるような心のこもった対応をする。

良い家をつくる。

 

こうした基本を忘れがちになったりします。

 

だからこそ、経営者や上司は、受注が順調でない時こそ、

商売の基本を忘れないように部下を指導しなくてはなりません。

 

お客様は、商品やサービスだけを見て購入を決定する訳では無いからです。

 

不調な時こそ、基本に忠実に行きたいですね。

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【第3107回】 一流に触れさせる

2019年07月03日 | 住宅コンサルタントとして

我が家の子どもは、二人とももう大学生。

 

家を出て、一人暮らしをしています。

 

基本的な教育は、幼少期から小学生時代に終わっています。

 

大学を卒業したら、後は社会に出るだけ。

 

社会に出る前に、最後の教育として、

私がやっておきたいと思っているのが、

 

「一流に触れさせる」

 

ということです。

 

本当の一流の方、一流のサービス、一流のしつらえなどを見て、体感して、

そこから何を感じ、自分にどう活かすのかを考えてもらう。

 

自分なりにはこれをどうしてもやっておきたいと思っていました。

 

昨日はその第一回で、次男を連れて、ウチの近所のバーに行っておりました。

 

理由は、そのバーのマスターがとにかく一流だからです。

 

私、一回行って虜になりましたが、

昨年末から今年に入り、本当に時間が無く、

顔を出せていなかったのです。

 

昨日、久しぶりにお店に行かせていただきましたが、

こちらの質問に対する対応の仕方、

ドリンクを作られながら、周囲に気を配る姿勢、

言葉遣いや所作など、本当に勉強になることだらけでした。

 

我が家の次男はどこまで感じてくれたのか分かりませんが、

こうした経験を長男・次男に大学生の間に積んでもらいたい、

と親として思っています。

 

ということを口実に、子どもを頻繁に誘いたいと思っている、

子離れできない夫婦です。

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【第3106回】 営業マンが欠かせない業界

2019年07月02日 | 住宅コンサルタントとして

今年は過去最高のペースで調査に行っておりまして、

いろんな会社の接客を受ける度に、本当に感じることがあります。

 

それは、やはり住宅業界では営業マンが不可欠ということ。

 

そして営業マンの対応がまずいと、

どれだけ良い会社でどれだけ素晴らしい家を提供できたとしても、

お客様から選ばれないということ。

 

注文住宅の場合、商品がそこに無い訳ですし、

規格住宅と言えども、土地形状や向きによって建物や付帯工事は変わります。

 

そして住宅ローンや保険、登記や税金のことなど

いろんな部分でお客様は知らないことだらけで、

こういう相談をしやすい人間性を持った営業マンが

やはり支持されるのは間違いないでしょう。

 

売れない営業マンは、

会社のブランド、商品力と価格力でお客様は判断するものと思っていますが、

お客様は、商品説明や会話を通じてその営業マンの本質を見ています。

 

選ばれない、次アポが取れないのは、

全てその営業マンに魅力が無いからです。

 

お客様に選んでいただけるようになるには、

まずはお客様のお役に立つという使命感を持つこと、

 

そして日頃から自分を磨き続けて、魅力を高めておくこと。

 

人に気遣いができる。

相手を不快にさせない。

幅広い提案が出来るよう、勉強しておく。

 

営業マンが感じよい対応ができると、

お客様は「社員教育がちゃんと出来ている会社」と思って下さり、

ますます受注しやすい空気になっていきます。

 

住宅会社に営業マンは欠かせないのです。

 

皆さんの会社の営業マンは、問題ないですか?

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