おしふく、という。
来年から、またひとつ教室ができることになった。
おしふく、とは、茶入れとか、骨董の茶碗とか花器などの着物。
古布と紐を使って、大事なものを、結ぶ着物みたいなもの。
昔から日本人は、結び、を大事にしてきた。
男と女が、縁あって、結ばれ、できた男の子を
「むすこ」というし、女性は「むすめ」というのも、結ぶから
きた言葉だ。お米を手で、にぎってつくるごはんを、「お結び」
という。大事な会に出るときには、羽織の紐を結ぶし、
お土産には、風呂敷を結ぶし、ご祝儀袋には、みずひきが結ばれている。
君が代には、苔の「むす」まで、と歌われている。
今日は「エリカ庵」。
ワカも元気にやってくる。明日からまた順天堂に
入院するけど、今日はエリカ庵で、体を整え、蕎麦を
食べることになっている。
病気になったり、事故になったり、倒産したり・・
人生は、いろいろあるけど、「いろいろあるのが人生だ」
と思うと、またなんか楽しくなったりするものだ。
地震や火事や倒産で、無一物になったりすることがある。
来年あたりは未曾有の大不況になって、みんなの経済が
とまるようなことになるかもしれない。
でも、それはそれでけっこうなことだ。
ぼくは、小さな茶櫃(ちゃびつ)の中に、茶碗と急須などの
道具が入っていて、気のおけない友達とお茶が飲めたら、
そんないいことはない、と思っている。できたら、ときどき、
安くてもいいけど、酒が飲めればいい。
そうすると、持っている茶椀などは、大事なものになるので、
お仕覆で、ちゃんと保護しなければいけない。
そんな「ものを大切にする気持ち」から、古人が考えだした文化やと思う。
来年から、またひとつ教室ができることになった。
おしふく、とは、茶入れとか、骨董の茶碗とか花器などの着物。
古布と紐を使って、大事なものを、結ぶ着物みたいなもの。
昔から日本人は、結び、を大事にしてきた。
男と女が、縁あって、結ばれ、できた男の子を
「むすこ」というし、女性は「むすめ」というのも、結ぶから
きた言葉だ。お米を手で、にぎってつくるごはんを、「お結び」
という。大事な会に出るときには、羽織の紐を結ぶし、
お土産には、風呂敷を結ぶし、ご祝儀袋には、みずひきが結ばれている。
君が代には、苔の「むす」まで、と歌われている。
今日は「エリカ庵」。
ワカも元気にやってくる。明日からまた順天堂に
入院するけど、今日はエリカ庵で、体を整え、蕎麦を
食べることになっている。
病気になったり、事故になったり、倒産したり・・
人生は、いろいろあるけど、「いろいろあるのが人生だ」
と思うと、またなんか楽しくなったりするものだ。
地震や火事や倒産で、無一物になったりすることがある。
来年あたりは未曾有の大不況になって、みんなの経済が
とまるようなことになるかもしれない。
でも、それはそれでけっこうなことだ。
ぼくは、小さな茶櫃(ちゃびつ)の中に、茶碗と急須などの
道具が入っていて、気のおけない友達とお茶が飲めたら、
そんないいことはない、と思っている。できたら、ときどき、
安くてもいいけど、酒が飲めればいい。
そうすると、持っている茶椀などは、大事なものになるので、
お仕覆で、ちゃんと保護しなければいけない。
そんな「ものを大切にする気持ち」から、古人が考えだした文化やと思う。