長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

僕の青春が壊されていく・・・

2013-11-24 08:29:18 | Weblog

昨日の「緋色の雪」の千秋楽も大入り袋状態で幕を閉じた。

半分以上の人が最後の珈琲を「黒豆茶」にした。インヨガの時と

同じような確立。若い人たちは、アルコールを飲まないし、珈琲より黒豆茶など

を好むようだ。健康で持続可能な生活をめざす人が多くなってきたのかもしれない。

そんな中で、おとうさんと呼ばれる男性が9合飲んだ。久しぶりに「トラ トラー 大虎」

を見た。

天真庵の隣にあった中華屋の建物が解体された。大震災で大きなヒビができ、危険な

建物になり、中華屋を廃業し、建物を取り壊すことになった。昨日は311の時に、ステンド

グラスの横の席でチーズケーキセットを食べていた女性がその日以来ぶりにきて、生きて

いることに感謝しあった。隣の建物よりも天真庵の建物のほうがずっと古いし、壊れやすそうだけど、

どうにかこちらはもった。こんどもっと大きいのがきたらどうなるかわからないけど・・

隣のお店の表のメニューに誤字があった。「味噌ラーメン」が「味増ラーメン」になっていた。

先月40年ぶりに高校時代の友達がきて、その友達たちの近況を聞いてなつかしかった。

その中にいっしょに東京に受験にきた友達がいた。ラーメン屋に入った時、九州とちがって

いろいろな種類がめずらしく、銘々が「おれ、塩ラーメン」とか「おれ、醤油ラーメン」とか

いって注文した。ひかえめの正確のその友達が最後に「おれ、アジマシラーメン」といった。

「味噌」を「味増し」と読んだ。お店の主人も起点がきいていて、「大盛りにはできるが、味は増せません」といった。

そんな昔のことを思い出した。そんな青春の一ページが壊されていくような一抹の寂寥感を感じた解体工事。

今日は日曜日なので16時に終わって「蕎麦打ち教室」

なんとか「年越し蕎麦」を打てそうなレベルになってきた。30日は「自分で年越し蕎麦を打つ日」にした。

ぼくはたぶん早朝から注文のあった年越し蕎麦をバンバン打つ。9時くらいからやろうかね。