京都の長岡に「天真庵」があった。
南條先生の姪っ子さんがいて、京野菜のソムリエみたいに、八百屋さん
をまっとうした夫婦。もう引退してしまったけど、現役時代は毎年日本一だと
いわれる筍の朝掘りのものを新幹線にのってもってきてくれた。
挨拶もそこそこに、「はやく料理する」のいうのが寛容。京都では、筍
ごはんに豚を入れる料理がある、というのも習った。
昨日は「ねんどの会」。この会に自分のお年玉をくずしながら、6年
くらい通っているみくちゃんが、先日中学生になった。昨日はそのお祝い
もかねて、筍ごはんに鹿児島の黒豚を入れて、元気つくしで炊いてだした。
姪っ子のユズも同じく中学生になり、セーラー服と機関銃状態で元気な
中学生になった。春爛漫である。
少し贅沢だけど、長岡には「錦水亭」という桃源郷みたいな筍料理のお店がある。
先週、寺町を散策していたら、寺町三条に朝掘りの筍を売っていた。一本壱万円、
くらいする。でも一度そのクラスを食べてみると、「ほんまもん」が見えてくる。
来週の19日20日は、京都から河野さんがきて「染めもん展」をする。池袋時代
から毎年やっていて、その時は天真庵が京都になる。
18日(金)が前夜祭。投扇興で遊ぶのがならわし。