長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

佐賀のがばいじいちゃんの鮨会

2014-06-20 08:59:03 | Weblog

昨日は「味楽会」。月に一度、佐賀出身のがばいじいちゃんKさんがやってきて、

カウンター8人限定で鮨会をやっていて、昨日で7回目。

じいちゃんといっても75歳。人生90年時代でいえば、まだまだ旅の途中だ。

前日の水曜日は「仕込み」もかねて、悠玄亭玉さんの独演会にも参加された。

85歳になる玉ちゃんの人生をかけた芸に堪能し、元気ももらったみたいで、

より気骨のある鮨であり、鮨を握る勇姿がよかった。

鮨の喰い方に流儀はいらないけど、いい友達とカウンターに座って

やるのは、いい。いい友達をたくさんもつには、自分がまずいい友達になることだ。

「佐賀のがばいばあちゃん」という映画が流行ったけど、人昔前には、津々浦々どの

街にも、そんなばあちゃん、じいちゃんがいっぱいいたような気がする。

玉ちゃんや、Kさんみたいになりたいとみんなが目標にすると、高齢化社会も

捨てたもんじゃない。

老人ホームのスケジュールに、「かっぽれ」や「気骨の鮨会」や「落語」や「漫才」

などが入ると、毎日が楽しくて、「まだいきたくない」という気持ちになるのではなかろうか。

今日は「ダメから始める中国語」

中国語を習ったけど、挫折した・・・という人たちが集まって楽しく中国語を勉強している。

マンネリをふせぐために、時々中国語で演歌を歌ったり、水餃子作りの日をつくったり、飲み会

で飲みすぎて脱線することしきり。一度テレビの取材にきたカメラマンのカメラが、手ぶれ

というより、肩ぶれ、いや体ごと笑っていて映像がぼけるくらい、笑いたっぷりの会でもある。

「笑い」のある毎日こそ、日々是好日。

来月は「貸し切り」で、常連さんの娘の披露宴パーティーがある。

そこで浅草で活躍する芸人プッチャリンが初登場。ぼくも大好きな芸人なので近々

天真庵ライブをやろうと密かに計画中。