長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

あなたのそばに、いつも蕎麦粉

2014-06-23 07:42:33 | Weblog

昨日は日曜日だったので、16時に閉店して蕎麦打ち教室。

元気な男子が蕎麦打ちにきた。ひとりはIT企業に勤める若いSE、

ひとりは名うての編集者。元気いっぱいな蕎麦を打っていかれた。

お土産に、最近いただいたお皿とか蕎麦の笊とかを渡した・・・

最近、界隈に新しい建物が建ったりする関係で、「いらなくなったけど、捨てられないもの」

が、思い出付きでやってくる。すし屋をやっていたという近所の一人暮らしのおばあちゃんには

「仕込み用のざる」や、まな板皿なんかを頂戴した。ちょうど「気骨の鮨会」を始めたころで、

きっとそのおばあちゃんがぼくのブログを見たに違いない、と冗談でいっていたが、そんな時代

なのかもしれない。こないだいった農家カフェ?の85歳のおばあちゃんは「最近フェースブックさに、はまってよ~」

なんていっていた。

昨日は前のパチンコ屋のおやじが、手あぶりを持ってきてくれた。冬は天真庵で大活躍するもの。

今のマンションや住宅では、風通りが悪いので、炭を使うのは危険だけど、古民家には重宝なものだ。

パチンコ屋ができる前は中華屋をやっていたらしく、古い器も茶箱に入れてもらってきた。

ちょうど近くの重鎮であり、住民の文庫ちゃんがきて、「これいいですね」といったので、古い染め付け

の土瓶が押上文庫に嫁ぐことになった。今日の浅草の東洋館でたまちゃんこと悠玄亭玉さんの

舞台のチケットを取りにこらたタイミングだった。14時すぎが、本番らしい。

文庫ちゃんがこの街ぬ住みついてから、器好き、歌舞伎や義太夫好きの人たちが集まって

くるようになった。そしてたまちゃんが住むようになってきて、この街に三味線や笑いがもどって

くるような今日このごろ。「ひとり」が動くと、そのまわりが動き世の中が動き始める。

♪あ、そいつは春から縁起がいい・・・

今日これから「卵かけごはん」

夜は20年続いている「論語の会」(順受の会)