昨日は日曜日だったので、16時に閉店して蕎麦打ち教室。
元気な男子が蕎麦打ちにきた。ひとりはIT企業に勤める若いSE、
ひとりは名うての編集者。元気いっぱいな蕎麦を打っていかれた。
お土産に、最近いただいたお皿とか蕎麦の笊とかを渡した・・・
最近、界隈に新しい建物が建ったりする関係で、「いらなくなったけど、捨てられないもの」
が、思い出付きでやってくる。すし屋をやっていたという近所の一人暮らしのおばあちゃんには
「仕込み用のざる」や、まな板皿なんかを頂戴した。ちょうど「気骨の鮨会」を始めたころで、
きっとそのおばあちゃんがぼくのブログを見たに違いない、と冗談でいっていたが、そんな時代
なのかもしれない。こないだいった農家カフェ?の85歳のおばあちゃんは「最近フェースブックさに、はまってよ~」
なんていっていた。
昨日は前のパチンコ屋のおやじが、手あぶりを持ってきてくれた。冬は天真庵で大活躍するもの。
今のマンションや住宅では、風通りが悪いので、炭を使うのは危険だけど、古民家には重宝なものだ。
パチンコ屋ができる前は中華屋をやっていたらしく、古い器も茶箱に入れてもらってきた。
ちょうど近くの重鎮であり、住民の文庫ちゃんがきて、「これいいですね」といったので、古い染め付け
の土瓶が押上文庫に嫁ぐことになった。今日の浅草の東洋館でたまちゃんこと悠玄亭玉さんの
舞台のチケットを取りにこらたタイミングだった。14時すぎが、本番らしい。
文庫ちゃんがこの街ぬ住みついてから、器好き、歌舞伎や義太夫好きの人たちが集まって
くるようになった。そしてたまちゃんが住むようになってきて、この街に三味線や笑いがもどって
くるような今日このごろ。「ひとり」が動くと、そのまわりが動き世の中が動き始める。
♪あ、そいつは春から縁起がいい・・・
今日これから「卵かけごはん」
夜は20年続いている「論語の会」(順受の会)