白井晟一さんの本が白井磨さんからおくられてきた。
白井晟一の建築Ⅲ 虚白庵と雲伴去。(めるくまーる)・・・・おすすめの本。1500円。
世界的な建築家・白井晟一さんが、住居・書斎・仕事場として建てたものが「虚白庵」で、江古田にあった。
今はない。「天真庵」のHPに「白井晟一研究所」がリンクしてあり、そこの表紙の写真がありし日の虚白庵。
池袋時代には、ちょくちょくお邪魔して、いろいろなことを勉強させていただいた。
天真庵には、彼が書いた「生」という書や、生涯愛用した柱時計が飾ってある。
白、黒の色合いの深さなど、それまで自分の中にはない「わびさび」に繋がる美意識や哲学
を聴きながらいただく、少し濃いめの深煎り珈琲の味が懐かしい。
今日は「花のお稽古」。
虚白庵には、その名のごとしの白い砂利を敷き詰めた枯山水のような庭があり、
そこにはただ一本だけ枝垂れ桜が一本植えてあった。
昨日は「ダメ中」で、元気な女子10名とアゴ酒を飲み、蕎麦を手繰った後、
その本を読みながら、また一合飲んでナイトキャップにした。
日々天真庵にて好日居。感謝。