昨日はかっぽれだった。
前日に田舎の方で山菜を調達したので、昨日はそれを蕎麦にもして食べた。
ふき。これは、塩を入れた湯でゆがいて、皮をていねいにむき、醤油、砂糖、みりん、酒
などで味をつける。ゆっくりと弱火で汁がなくなるくらいまで煮ると、春の山菜の苦みと調味料
が調和されていい味になる。酒のつまみに最高。こごみ。これは「ごまあえ」にするのが定番。
でも昨日は、さっと塩を入れた湯にくぐらせ、マヨネーズに柚子胡椒をいれて、それにつけて食べた。
朝だちしそうな「朝掘りのにんにくの芽」は、鳥のすなぎもをうすく切り、フライパンを熱して、そこにごま油
を入れ、煙がでそうなくらいに熱くなたら、一気呵成に入れ、元気にフライパンを振る。元気な砂肝が
こぼれても「なあに、3秒ルールだ」といった塩梅でもどすのもけっこう。火が通ったら、刻んだにんにくの芽
を入れ、大胆にフライパンを振る。仕上げは濃口醤油と黒七味。ビールによし、酒によし、和韻にもあうよ。
究極は「うど」。少し厚めに皮をむき、むいたらすぐに、ボールに水をはり、そこに酢をはって、むきながら
そこに投げ入れるようにする。ぜんぶ終わったら、鍋に新しい水と酢を入れ、沸騰したらむいたうどを入れる。
3分くらいゆでたら水でさらす。りっぱななめこがあったので、それも塩でさっとゆで、濃いめの蕎麦汁につけておく。
そばをゆで、水を切り、器にのせ、そこに辛み大根すりをたっぷりのせ、なめこをのせ、傍らにうどをのせ、
あったら大葉ものせ、そこに蕎麦汁をぶっかける。昨日は「かっぽれ」の仲間とこれを喰った。一瞬みな
毒を喰ったみたいに無口になった。が、すぐに器がからっぽになったのが、なによりのごちそうだった。
今日は「英語で蕎麦会」
先月はスカイツリーに観光にきたフランス人の若いカップルに声をかけ、「ぼくたちこれから、近所
の蕎麦屋であいびき、もとい、英会話をやるんだけど、いっしょしない」みたいな英語をあやつり
うまく仲間になって楽しい英会話を堪能した。二匹目のどじょうがつれたら拍手喝さいだけど、
どうなりますやら・・・・