九州では、怒ったりすることを、そんな風にいう。
今朝久しぶりに寝ていたら、グラフラきた。ひょっとして「箱根?」とか
思いながらテレビをつけたら、東北を震源とするものだった。ネパールもまた大きな
地震があったり、世界中が政治も経済も環境も大揺れしているようだ。
良寛さんの言葉ではないけど、病気の時は病気になり、地震や台風でよもや死ぬ
ことがあれば、その時はそんな運命を受け入れて、死ねばいい・・・・・というような死生観
みたいなものを持つことも肝要かもなんばん。
昨日はネコちゃんたちは引っ越してこなかったけど、もしもの為に箱を用意した。妹が
お米をおくってくるダンボールを適当な大きさに切って、屋根のあるオープンスペースの
下に置いていた。今朝お店にいったらそれは使われていなかった。どこかの軒下あたりで台風が
通過するのを待ったのだと思う。
昨日は「書の会」の前に南條先生から寒山拾得の絵が届いた。
寒山拾得に虎と豊干禅師が寄り添って寝ている構図の絵がある。昔から絵描き
や禅林が好んで描いた絵で「四睡図」という。「生きとし生きるものはみな家族である」
というような禅的な気持ちが伝わってくる。もともと中国から渡ってきた思想ではあるが、
中国人も日本人も「寒山拾得」ともども、忘れさられた感がある。
今日これから「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」だ。
一階も二階も、新しい寒山拾得の絵が飾られている。新しい説教をしながら、線香臭い
絵を眺め、それを隠し味にした珈琲を飲んだり、お茶を飲んだりする二日間。
明日で「おわり」という時は、気のおけない仲間たちと、静かにお茶会をやりながら
過ごしたいといつも思う今日このごろ。なんの不足もなし。