何日か前、友達からメールがきた。
なんやら写真が添付されている。田舎の古民家と畑。
これの使い手をさがしている、と書いてあった。
ちょうど「ながや」にいく途中の秦野市あたりなので、昨日見にいった。
茶畑がいっぱいあり、昨年いった岐阜の春日村に通じるところがある。
今年は春日村の主が、近所の長屋を改装していて、茶摘みツアーはなかったけど、
茶畑で新茶を少しつんだ。土の恵みを感じた。古民家も主が病気で帰りを待っているがごとく。
「ながや」にいって主人と話たんだが、やっと兄弟店ができ、ここで誰かが「姉妹店」を
やったらどうか?と。週に一度「海の日」があって、長屋くんが「魚料理」を出す。
週に一度ぼくが「山の日」にいって、普茶料理の会をする。そんなことができたらいい。
いつも冗談みたいなことをいっていると、それが現実になるから、おそろしい、いや
おもしろい。
昨日は朝6時におきてそんなことをしていたので、今日は仕込みがいっぱい。
ながやくんところに、高橋師匠の色紙がおいてあった。
「上求菩提 下化衆上」 上も下もいるけど、人はみな孤独な存在。だから「個の花」を
咲かせようと思う。そのためには、人と比べないことが大事だ。人のせいにしないことも大事だ。