朝散歩をしていると、スマイルキッチンのママさんが、「おはようございます、こないだのめっちゃうまかったです」
と屋号よろしく満面笑みで挨拶をしてくれた。朝掘りのにんにくの芽を千葉の蕎麦屋の近所のイタリアンから
調達して、彼女にもらった「こごみ」のお返しにしたものだ。この街は、同業者であっても、こんな「原始的ぶつぶつ交換」
が日常茶飯だ。先日新しくできるマンションのパンフに弊店が紹介されるというので取材を受けた。「この街のいいところは?」
と聞かれて、「マンションなど、つまらない建物が少ないこと」と答えた。それと、住んでいる人のいとなみを五感で
感じられるのがいい。先日の真夜中近所で火事があった。
「木密地帯」といい木造の長屋や古い古民家が密集することの地は、災害の時に危険だというのと、来るかこないかピン
とこない二回目の東京オリンピックのためにいろいろ変化しそうである。空き家も全国に800万戸あるらしい。
でもどう考えても、少子高齢化で多死の時代、自殺者も順番のように三〇〇〇〇人が毎年でているような国に、新しい家、
しかも縦長のものが必要なのか?と思ってしまう今日このごろ。
先日友達から紹介された物件(田舎暮らしの典型みたいな家)に住みたいという「おでしさま」が真剣モードになってきた。
蕎麦打ちにも真剣にとりくんでおられる。兄弟店に続き、姉妹店ができる日も近い?
今日は「気骨の鮨会」
火曜日にあいちゃんががKさんと築地の買い出しに同行した。彼女もお店をやっていて、築地には明るい
ほうだけど、じいちゃんが闊歩するそこは別世界だったらしい。どの道にも達人がいる。
今日はそんなわけで、月に一度の「気骨の鮨会」8000円・酒持参。しばらくは空いた席がない状態。