朝から雨が降っている。
モハメド・アリが逝った。昔は、カシアス・クレイといっていた。
中学校の美術の先生に、熱くボクシングのことを教えてもらい、それ以降
は世界戦の日などは、塾をさぼった。
キンシャサの奇跡といわれた、フォアマンからベルトを獲った戦いは、昨日のことのように
鮮明に脳裏に焼き付いている。東京に受験にきた時も、東京駅から
最初にむかったのが、後楽園ホールだった。南砂から池袋に越したのも、
ヨネクラボクシングジムが近い、というのが大きな理由。10年くらいヨネクラボクシングジム
で、ボクシングをしながら、後楽園ホールに応援にいった。今も縁あって、ときどき後楽園ホール
には足をはこび、孤独のジャングルで死闘するボクサーたちに声援をおくるのを趣味にしている。
人は何も持たずに、裸ひとつで産まれてきて、何も残さず死んでいく。四角いジャングルで裸ひとつ
で闘う勇姿は、みんなの人生の象徴みたいなもんやね。
今日は日曜日なので、16時に閉店。それから「押上蕎麦道場」&「なんとなく鮨研究会」
もともとファーズトフードとして江戸で花開いた鮨。なかなか奥が深くておもしろい。
明日は月曜日。月曜の朝は「卵かけごはん」夜は「長屋で女史会」
火曜日が「英語で蕎麦会」 スカイツリーに集合して、外人をねらって「楽しいポンビキ」。
水曜日・木曜日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」 新茶も届いて、ますますお茶がおいしい季節。
たまちゃんこと、悠玄亭玉さんも、ひましに元気になる。ひとり、もとい、いっぴきの残されたコバナ
も近くのカフェの人たちと交代で散歩と食事をやったりしている。昨日の夜散歩をしていると、
近くの人がチャリンコをとめて「コバナ、あと少しでママがかえってくるので、がんばって」と声を
かけてくれた。「みまもりた隊」がいっぱいいるめでたい街だ。今日は鯛でも喰うか?