長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

日本海は宝の山、いや海

2016-06-24 08:42:27 | Weblog

九州から東京に戻るルートは、四国経由でかえってくるか、日本海側

を通るか、大きくわけてこのふたつ。どちらも、時間はかかるが、体内時計を「昭和」

あたりにもどすのに都合がいい。休みの前に読んだ「橘曙覧」の記念館が、福井にある

ことを知り、下関から福井まで、日本海側を通って帰ることにした。

福井駅から少し歩くけど、坂をのぼったところに、記念館がある。

「楽しみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時」

「貧乏を楽しむ」くらいの領域に入らないと、でてこない気持ちの歌である。

福井駅前の神社の鳥居の中に、素敵なイタリアンのお店を発見。中で若い夫婦が

一所懸命に働いている。「なんやら」いう横文字の店で、東京ではそうゆう類のお店には

いかないけど、旅愁にかられて、入った。今年できたばかりのお店で、地産地消の精神で

地元の食材を「まんま」に近い形で調理してくれる。金沢の「イケミ」にいく時は、こそっと「日本酒」

を所望するが、ここは初めてだったので、「なんやら」いう白を飲んだ。

昨日の夜、店で仕込みをしていたら、赤いスポーツカーがとまり、なんやらいうぼくのお茶のお弟子様

が重そうな荷物をおろしていた。手伝おうとすると、荷物の箱が抜け、助手席に、梅がこぼれた。

能登に移り住んだおそばのお弟子さまからのお届けものだ。今日は、梅干しとか梅酒などを仕込む日

になりそうだ。今朝のわがやの朝ごはんは、下関の漁師さんがくれた鯵のひらきと、昨日のうめ+で

もらった能登半島の乾燥海藻の味噌汁。無駄のない縁でつながっている人たちに感謝しながら、ごはんをおかわりした。

今日は「ダメから始める中国語」

明日は「セルフエステ」

明後日は「がんばれ親父・日曜蕎麦学校」