水曜日の朝は板橋の歯医者にいった。月に一度、歯の掃除にいっている。
鮨屋とと同じように、歯医者も「いきつけ」のところがいい。その歯医者はJR板橋駅東口をでて、
桜並木を5分くらい歩くとある。そこから5分くらい歩くあたりに、「天真庵はじまりの地」がある。今は
マンションになっているけど。ちょうど桜の咲くこの季節に「南條観山展」をやっていた。
墨田区に天真庵を移してからは、花見といえば、オリンピックに買い物をいきがてら見る文花団地の
桜か、「マンモス公園」(大きな滑り台があるので、そのあだ名がついた。正式名は知らず)の桜。
昨日はてくてくと墨堤通りを散歩がてら、額をつくりにいった。「大額」という額縁屋さんがある。
途中交番の手前でねこが車にひかれていた。
交番にいって、「そこで交通事故があり、死人がよこたわっています」というと、おまわりさんがすぐに
現場にいき、適切な処理をしてくれた。「ねこ」といったら、どうなっていたんだろうか?犬とかねこは、
家族みたいなもんだから、命の重さに、「人」も「猫」も「犬」もない。
知り合いがつくった版画の額。ちょっと色が派手で、天真庵に飾るのは?という感じもしたけど、額に
いれると、すごくいい感じになった。風水てきには、すごくいい感じの絵。来週あたり飾ってみたいと思う。
今発売の「蕎麦春秋」に、ゆさそばのゆささんが大きく紹介された。撮影場所はもちろん「天真庵」。
(どこにもそのことが書かれていないので、大きな声でいう。声はでていないか・・・)
今日は金曜日。金曜日は織田流煎茶道の先輩がお稽古の後に花をもって、蕎麦を手繰りにきてくれる。
この先輩は、書もよくし、漢詩もよく勉強している。彼の書を飾り、茶を飲み、漢詩をろうろうと読み、そのあと蕎麦を手繰る
ような会をやってもおもしろいかもなんばん。杜甫の漢詩など読みながら酒を飲む、というのも粋なもんだ。