京都で有名な「いもぼう」というのがある。丸山公園の中になんやらいう老舗がある。
海老芋を鹿児島の人が土産にもってこられ、ぼうだらの干したん、を、北海道の人が土産に
もってこられ、ぼうだらのほしたんを、いろいろ工夫しながらもどし、海老芋とうまく炊いて、
「ぼうだらといもぼうの炊いたん」が「いもぼう」になった。京都の名物に「にしんそば」もあるけど、
地産地消とは正反対なもんを、「京都もん」にして名物にする力みたいなもんが、昔から京都にはある。
昨日は能登半島に移り住んだお弟子様夫婦が、立ち寄ってくれた。土産に日本海でとれたてのイカを
もってきてくれた。瞬間的に「いもぼう」が頭に浮かび、桜島大根があるので、「いかだい」なる不思議な
もんに挑戦してみようと思う。最近はとりそば用の「かえし」がバージョンアップしたので、「がめ煮」
とか「炊いたん」をつくるのが、より楽しくなってきた。
6月には能登にいって、「梅仕事」の仕事はじめをやろうと思っている。島原にいくと「島原病」になり、
能登にいくと「能登病」になって、温泉に入ったりすると、つい「能登の花嫁」を口ずさんでしまう。
♪能登は日ぐれて 大波 小波・・・・
今日はそんなバカなことをいってる暇がない。米櫃の米がないようように、珈琲豆が、空っぽに
なっているのであ~る。これからしばらく焙煎時間。
今日の夜は「インヨガ」
明日は「満つまめの会」 営業は16時。それから「蕎麦打ち道場」