七草がゆというのは、正月の飲み喰いで疲れた胃を休める
ために考えられた習慣。中国からきた習慣。正月の7日を人日(じんじつ)として7種類の菜を食べるようになった。
ちなみに、一日がニワトリ、二日がブタ、三日がヒツジ、四日がイヌ、五日がウシ、六日がウマ、そして七日がヒト。
食べてみると、実に慈悲深い食べ物だ。すべてが薬効ありだ。茶ももともと「薬」として扱われていた。
今日はまだ煎茶のお稽古が始まらないので、朝起きて、田舎の方へ野菜
を調達にいく。朝とったばかりの大根や小松菜などが、「おはよ」といわんばかり
に並んでいて、それを見るだけで、元気になる。
生まれたばかりの赤ちゃん(3歳くらいまで)に、無農薬でまじめにつくったニンジンを
にぎらすと、元気な子に育つ、という話を聞いた。なんかすぐに「そうかも」と納得
できるような話。
今日は年末に、蕎麦の弟子さんにいただいた「さし豆入り 土佐番茶」を飲む。
手あぶりに炭を入れ、そこに静岡からなつきくんが汲んできた水を沸かす。
番茶は高温のお湯のほうが美味いので、急須と茶碗をあたため、そこに茶葉を入れ、
熱くなったお湯を注ぐ。きし豆は、マメ科の植物で神話にでてきそうな神さまみたいな名前
の「カワラケツメイ」というらしい。別名「弘法茶」というのが、なんとも四国で愛されてきた
証拠だ。番茶というのは、カフェインも少ないし、血糖値や血圧をうまく調整してくれるし、
お茶漬けなどにしてもいいし、豚肉なんかを煮たりしてもいい。玉露や煎茶に対して、
位が低いような感じがするけど、体にいい、という点では王様みたいなっもんだ。
その後は、「チャーガティー」を飲んでいる。別にお茶オタクではないけど、仕事がらか人がら
からか?茶をいただくことが多い。チャーガといのは、白樺の木に寄生するキノコで、朝鮮人参
をつくった土が、何年も畑にならないように、白樺の養分を吸いつくして枯らすくらいの力があり、
しかも白樺の1万本に一本の割合でしか見つからないので「森のダイヤモンド」と呼ばれているらしい。
そろそろお屠蘇気分もぬけ、新年のスタート。と思っていたら、30日に「初めてのお使い」
みたいに「蕎麦打ち体験」をした男子4人が、旧正月(今月31日)の前の日に「年越しそば」
をやりたい、という要望を受けた。本気やる気モードになっているので、「ええよ」と承諾。
旧正月が「薩摩琵琶のコンサート」と重なるところが、無駄のない縁を感じてしまう今日このごろ。
明日は「ねんど」 寺子屋も事始め。
12日(日)は、「蕎麦打ち」&「なんとなく蕎麦を喰う会」19日(日)26日(日)も。
13日(月)は「卵かけごはん」の始まり始まり。
14日(火)が「英語で蕎麦会」
15日(水)が「かっぽれ」
16日(木)は、自分のお茶のお稽古はじめ
17日(金(が「ダメ中」
18日(土)が「お花のお稽古」夜は「インヨガ」