昨日、旨過ぎて危険というタイトルで記事を書きましたが、
やっぱりその予感は当たっていました。
あまり美味しかったのでもう一度今度は粉の配分を変えて作って見たのです。
古代小麦の強力粉にふすまとテフパウダーを入れました。
ヤマブドウから作った巫女淵酵母ではたまにこのミックスで焼く事が有ります。
違いを見るのに良いかもしれません。
そう思ったのでまたパンの支度をして置きました。
するとそれを見た家人が急に怒りだしました。
『意地悪でそんな事をやっているのか?俺はまだダイエットの途中だぞ、
そんないい匂いを撒き散らかされたらたまらんぞ」
いやいや、御もっとも、御もっとも。
意地悪のつもりじゃないんですが、ヤマモモの酵母があまり元気がよいので
このまま醗酵が進み切って味が変わっちゃうんじゃないかと、
それが心配なのです。
安定してくれたらいいのですが、
使ってみない事にはそれも分からないのです。
この機会に折々世話になっている方にお中元がてら焼いてあげたら喜ぶんじゃないでしょうか。
そう思ってした事なんです。
焼く時間も彼の不在の時を見計らってやれば良いかなって、
楽観してました。
こんなに怒られるとはね。
想定外でしたわ、ゴメンネ。
それにしても、
酵母が違っただけでこんなにも違ったパンになるのですね。
驚きです。
いつもの酵母ならテフパウダーを入れると必ずピカーっと飴色に光って
突っ張ったような皮に焼き上がります。
これが美味しいのよね。
テフパウダーが入るといつもその皮が一つの愉しみでした。
ところが、
ヤマモモの酵母で焼いたパンは全然違う表面をしています。
食べてみるとパリっとしたところにテフの味を感じるものの、
特徴があまり生かされていないような感じかな。
どうなんでしょう。
昨日はオーブンの温度が180度、今日は190度と、
温度も変えてみました。
生地の感じが昨日とは違ったのでベンチタイムをとって
落ち着かせてから焼けば良かったかもしれません。
思った以上に釜伸びしていない気がします。
酵母の状態が昨日とは変化しているということかもしれません。
こうして日にちが経つごとに醗酵が進んで行くのだとしら
すでに一番いい時期は過ぎてしまった事になります。
いつも使っている酵母のように安定して欲しいです。
それには使わないと・・・・・
いやー、これを作ったおかげでジレンマが産まれました。
それに酵母のお世話も増えました。
その手間に報いてくれるような酵母が育てば好いのですけどね。
とりあえず粉を足して見ましたが
こうなると酵母の量がどんどん増えて行っちゃうのよね。
そこへ来て、パン用の粉が残り少なくなりました。
注文すれば直ぐに届くけれど、
パンを焼かないでっていわれているのに粉を買うのは気が引けるのです。
そう云う訳で私は
強力な酵母を育ててしまいちょっと困っています。
どうしたらいいのでしょう?
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